· 

カーボンニュートラル2050と既存住宅 仙台不動産情報ライブラリーcolumn937

こんにちは! 仙台市の不動産エージェント

仙台不動産情報ライブラリー

を運営しています

スイコーの澤口です。

 

 

本日は

住宅所有者もしくは中古住宅を購入予定の方向け

カーボンニュートラル2050と既存住宅

 

というタイトルで

情報配信をしたいと思います。


省エネ性能を高めるリフォームがあります


日本は2050年に向けて

二酸化炭素排出量削減へと動き出し

ています。

 

新築では省エネ性能の高い住宅建築が

増えていますが、

日本には6000万戸を超える住宅ス

トックがあり、その多くが省エネ性能

の低い住宅になっています。

 

そのため暖冷房等でのエネルギー消費

による二酸化炭素排出量が大きいの

です。

 

これを削減しなければ

カーボンニュートラル2050は

実現しません。

 

 

住宅を新築する際の省エネ性能に

関する最新の法令により

一次エネルギー消費という定義が

用いられています。

 

一次エネルギーとは、

石油・石炭・天然ガスなどの化石燃料、

ウラン鉱石のような原子力燃料、

 

水力・風力・地熱・太陽光など

自然から得られるエネルギーのことを

指します。

 

 

これらを変換・加工して得られる

エネルギー(電気、灯油、都市ガス等)

を二次エネルギーと言います。

 

 

都市ガスについては石炭を原料に

加工して作っていたガスから、

天然ガスへの転換が全国的に進ん

でいます。

 

仙台市ガスも6Bと呼ぶ種類の都市

ガスから、天然ガス(13A)化工事が

行われていたことをご記憶されてい

る方もいらっしゃるかと思います。

 

電力については、

発電所の熱効率の効率化

(一次エネルギーの単位1を消費し

て得られる二次エネルギーの単位を

1に近づける取り組み。)が進められ

ており、送電による損失を減らす取

り組みも行われています。

 

 

建築物には二次エネルギーが多く

使用されており、生活全般におい

ての電気製品への依存度が高くなっ

てもいます。

 

二次エネルギーはそれぞれ異なる

計算単位で使用されているので

建築物毎の消費量の比較が難しい

ために、

 

それぞれの二次エネルギーを

一次エネルギー消費量へ換算し

建築物の総エネルギー消費量を

計算するのです。

 

このようにしてエネルギー消費量

の大きな建物を減らしていくのが

現在の住宅政策です。

 

ところが肝心要の既存住宅の場合

には、その計算が大変やっかいで

す。更に省エネ性能を高めることが

簡単ではありません。

 

 

そうなると

カーボンニュートラル2050を

実現するには

やっぱり原発みたいな方向へ

ジワジワと進んで行きそうな

流れが作られていくのだろうと

思います。

 

 

既存住宅は、基本的に省エネ性能が

低い住宅が多いのですが、1件毎に

その状況がまったく違います。

 

リフォームするにしても

どのように行うのかでも

状況が変わります。

 

二酸化炭素排出量削減に関心が

おありの場合には、省エネ性能を

高める方法について業者にご相談

ください。

 

 

 

 

中古を買ってリノベという

新しい住生活スタイル

 

 

仙台市内で活動する

仙台不動産情報ライブラリー

(運営:株式会社スイコー)の

澤口(さわぐち)でした。

 

何かご不明な点等は

お気軽にご連絡ください。

Tel:022-374-0011