こんにちは! 仙台市の不動産エージェント
仙台不動産情報ライブラリー
を運営しています
スイコーの澤口です。
本日は
大地震への不安がある方へ
震度6強でも被害がなかったから大丈夫!?
というタイトルで
情報配信をしたいと思います。
マグニチュード7.3だったのに大丈夫とは?
2016年熊本地震
4月14日マグニチュード6.5
4月16日マグニチュード7.3
東日本大震災
マグニチュード9.0
阪神淡路大震災
マグニチュード7.3
(引用:いずれも気象庁データより)
一昨日(2月13日23時07日発生)の
福島県沖地震のマグニチュードは7.3
最大震度が6強
マグニチュードが阪神淡路大震災や
熊本地震と同じであり、
最大震度6強なのに
建物の被害が少なかったことについて
「建築基準法令の改正により
建物の耐震性が高くなっていることが
効果をもたらしている」
みたいな発言をするコメンテーターが
出演する14日朝のテレビ番組を
視ました。
「驚きました!」
その後に防災の専門家が
違う角度による意見をされていたので
ひと安心しましたが、
とても怖いなぁと思いました。
”マグニチュードが同じなのに”
という尺度で建物の地震被害を語る
根拠は何なのだろうか
不思議だからです。
地震には
マグニチュードと震度階級の
2種類が用いられています。
震度階級については気象庁HPに
震度1から震度7までについて
詳しい説明があります。
そして震度は震度計が設置されている
場所における測定値になります。
地盤の状況によって
建物の揺れ方が変わります。
仙台市内に多い山などを造成した
団地の場合には盛土の土地と切土の土地
が混在しています。
自宅の土地が切土でも隣の家の土地が
盛土ということもあります。
その場合に同じような2階建て建物
であったとしたならば揺れ方が
違う場合があるということです。
また、地震波の周期が
地震によって違っています。
理科や物理にて振り子の共振を
学んだ人はイメージしやすいかと
思いますが、地震周期によって
建物は共振しやすかったり
そうでもなかったりするのです。
住宅建築における地震被害を
軽減するための研究が進められており、
住宅業者やリフォーム業者は
施工に落とし込む努力が求められて
います。
特に既存住宅においての耐震化に
ついては、まだ不十分な状況です。
今回の地震で被害が少なかったから
大丈夫だと思わずに
万が一のための備えを怠らないこと
が大切だと考えます。
中古を買ってリノベという
新しい住生活スタイル
仙台市内で活動する
仙台不動産情報ライブラリー
(運営:株式会社スイコー)の
澤口(さわぐち)でした。
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