こんにちは! 仙台市の不動産エージェント
仙台不動産情報ライブラリー
を運営しています
スイコーの澤口です。
本日は
今朝の最低気温マイナス4.3℃
3日連続 水道の凍結
というタイトルで
情報配信をしたいと思います。
お湯が出ない。給湯器リモコンが消える
9日、10日の明け方よりも
今朝はさほど冷え込まなかったという
気がしたのですが、
気象庁のデータで仙台はマイナス4.3℃
水道管が凍結しだすマイナス4℃を
下回っていました。
そのため、本日も
お湯がでない
台所の水がでない
お風呂、洗面所の水がでない
などの電話が入っています。
「最近の家は水道管が凍結しないのに
古い家は凍結するのはなぜ?」
たしかに最近の家は
水道管が凍結しにくくなっていますが、
凍結しない訳ではありません。
凍結しないというのであれば、
水抜き栓の設置が不要になりますが、
仙台市水道局給水装置施工要領書
の現行版においても
一般的な水道メーターを設置する
場合には凍結防止策並びに
水抜き栓を必ず設置することを
義務づけられています。
水抜き栓は、
埋設してある屋外操作型水抜き栓
トイレなどの外壁側にハンドルを
付けて開閉する
屋内操作型水抜き栓
そして電動操作型水抜き栓
の3タイプになります。
昭和の頃は屋外操作型水抜き栓
昭和後期から屋内操作型水抜き栓
平成の前期から電動操作型水抜き栓
平成後期から屋外操作型水抜き栓
が主流になっています。
建物並びに配管材料の進化により
水抜き栓が変化しているのです。
ただし、水抜き栓は建物内部の
水道配管の水を抜く装置であり、
給湯配管や給湯器などの水は
抜けません。
長期に家を不在にする場合には、
給湯配管の凍結を避けられない
場合があるのです。
宮城県住宅供給公社にて分譲した
団地の場合には、
時期によりますが公社仕様により
給湯配管の屋外埋設部分に
バルブ設置が義務づけられて
いました。
バルブを開放すると給湯配管内
の水(お湯)が地中に放出させ
られます。
そのような家の場合には、
長期に不在にする場合には、
水抜き栓を閉めてから
給湯配管のバルブにて水を抜き
給湯器等の水を抜き
屋内の水栓金具の水を抜く
ことで凍結を避けることが
可能になります。
水道メーターも凍結するので
水道メーターボックス内に
保温材を充てんしておくことも
必要です。
どこまで凍結防止策を
徹底するのかによりますが、
家の構造等や配管等などによって
状況が違うので
住宅業者やリフォーム業者、
不動産業者にご相談されることを
オススメします。
寒波襲来のこの3日間
幸いだったのは
強風でなかったことです。
強風だったら
凍結被害はもの凄く発生し
配管パンク続出だったかも
しれません。
中古を買ってリノベという
新しい住生活スタイル
仙台市内で活動する
仙台不動産情報ライブラリー
(運営:株式会社スイコー)の
澤口(さわぐち)でした。
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お気軽にご連絡ください。
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