こんにちは! 仙台市の不動産エージェント
仙台不動産情報ライブラリー
を運営しています
スイコーの澤口です。
本日は
外壁塗装は本当に必要? 何のために外壁塗装をするの?
というタイトルで情報配信をしたいと思います。
○木造住宅を長持ちさせるために外壁そして屋根の塗装は必要!?
木造住宅が長持ちしない主たる原因は、雨水
浸入や結露に伴う構造材等の劣化です。
新築した時に付保されている瑕疵保険事故の
中では防水事故の割合が9割に達するまでに
なっていることからも雨水の浸入を防止する
ことが重要となります。
このような状況下にあり国土交通省国土技術
政策総合研究所は、5年間にわたる産学官に
よる共同研究を実施し「木造住宅の劣化のし
やすさと対策を解説したガイドライン」を策
定し公表しています。
○木造住宅の耐久性向上に関わる建物外皮の構造・仕様とその評価に関する研究
図は、その概要です。
●【住まい手向け】長持ち住宅ガイドライン
●【造り手向け】リスク分析・評価ガイドライン
●【造り手向け】設計・施工ガイドライン
に分けてまとめられています。
その総ページ数は1000ページを遙かに
超えた、これまでにない詳細な内容となっ
ています。
図を見ると分かるように、外壁塗装等のメ
ンテナンスよりも設計施工に係る内容に重
きが置かれています。
つまり、家をどのように設計し、そしてど
のように施工しているのかで家の寿命に大
きな影響を与えているということです。
つまり、どの家も単純に10年ごとに塗装す
れば長持ちするということではないのです。
この資料より分かるのは、こうすれば絶対に
正しいという方法が未だ確立していないとも
言えることです。
業者は、そのことを踏まえた上で木造住宅の
設計・施工をする際、外皮(屋根・壁等)か
ら雨水浸入の種類とリスク、木部の腐朽と危
険性などを事前に把握し、提案された奨励仕
様により対応策を講じることが最善であると
考えます。
○外壁・屋根塗装リフォームを実施するまえに把握しておきたいガイドライン
住まい手となる住宅の所有者は、住宅事業者
が何を基準として住まいづくりをしているの
かを確認することや、「長持ち住宅ガイドラ
イン」を参考にして業者選定を行うことが可
能となります。
外壁や屋根の塗装については、
「木造住宅の劣化のしやすさと対策を解説したガイドライン」
により優先順位を踏まえて実施するのかしな
いのかを選択することをおすすめします。
ただし、外壁が汚れていて美観的にキレイに
するという目的で外壁塗装をするのであれば、
まったく問題ありません。
仙台市内で活動する仙台不動産情報ライブラリー
(運営:株式会社スイコー)の澤口(さわぐち)でした。
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