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構造計算を行わない住宅があるかも 仙台不動産情報ライブラリーcolumn634

こんにちは! 仙台市の不動産エージェント

仙台不動産情報ライブラリー

を運営しています

スイコーの澤口です。

 

 

本日は

自宅の設計を頼む前のご家庭向け

 

構造計算を行わない住宅があるかも

 

というタイトルで

情報配信をしたいと思います。


住宅会社の家づくりの常識を確かめるひとつの方法


戸建住宅、アパート、

 

マンションなどの住宅

 

そしてオフィスビル、商業ビル

 

などを新築などをする場合には

 

建築確認申請が必要です。

(出典:国土交通省公表資料より)

この図の上部は、建築確認交付数の

 

推移です。

 

 

棒グラフの

 

黄色が4号建築物

 

緑色が1~3号建築物

 

になります。

 

 

4号建築物は、2階以下の戸建住宅

 

になります。

 

 

このグラフの推移を見て分かるとおり

 

4号建築物は、全建築物の建築確認

 

交付数の7~8割を占めています。

 

 

図の下部は、適合合格件数の推移です。

 

 

青色が構造適判合格件数になります。

 

 

構造適判とは、構造計算適合性判定の

 

ことで建築確認申請された建築物の

 

構造計算が建築基準法令等をクリア

 

しているか検討され合格した件数に

 

なります。

 

 

2005年に発覚した構造計算書偽造

 

問題が大きく報道されたことによ

 

り、建築物の構造計算についての

 

認知度が高くなったと思いますが、

 

その手続きや内容についてはあま

 

り知られていません。

 

 

1~3号建築物は、構造計算につい

 

て適合性判定が法令によって判定を

 

受け合格したものが建築されてい

 

ます。

 

 

4号建築物は、先の図のように

 

申請件数が多いため、構造計算に

 

ついての適合性判定が行われてい

 

ないということです。

 

 

その業務を担うのが独占業務と

 

して建築士法に定められている

 

建築士になります。

 

 

お客様の住宅を設計した建築士の

 

判断に委ねられているとも言い換え

 

られるということです。

 

 

このような話が事実だとしたら

 

ちょっと不安になりませんか?

 

 

お医者さんに、内科、小児科、

 

産婦人科、眼科など専門医があり

 

ますが、建築士の場合にも

 

得意とする専門分野があったり

 

します。

 

 

戸建住宅が得意

 

大規模建築物が得意

 

構造が得意

 

省エネ性能が得意

 

意匠デザインが得意

 

など幅広くあり

 

それぞれについては

 

大学などの研究機関にて深掘り

 

され続けています。

 

 

担当する建築士が構造について

 

詳しくなかったとしても、

 

そのような場合には構造計算専門の

 

の設計事務所に依頼して構造計算

 

を行うことで戸建住宅においても

 

構造性能を確かめることが出来ます。

 

 

法令上において

 

適合性判定が行われていないから

 

構造計算の適合性の判定が必要ない

 

と決めつけずに、

 

これから建てるご自宅の

 

構造がどのような安全性にて

 

作られていくのかを確かめてみるの

 

はいかがでしょう。

 

 

 

 

中古を買ってリノベという

新しい住生活スタイル

 

仙台市内で活動する

仙台不動産情報ライブラリー

(運営:株式会社スイコー)の

澤口(さわぐち)でした。

 

何かご不明な点等は

お気軽にご連絡ください。

Tel:022-374-0011