こんにちは! 仙台市の不動産エージェント
仙台不動産情報ライブラリー
を運営しています
スイコーの澤口です。
本日は
育った家に居住予定のないあたな向け
財産処分で損をしたケース補足編パート2
というタイトルで
情報配信をしたいと思います。
どうして相続財産に所得税がかかるの
前々回、前回と親から相続した空き家に
ついての記事をお伝えしました。
親の家を相続した時に
相続税を納めているのに
売却して現金化したら
どうして所得税がかかるのか?
という疑問を持たれた方が
いらっしゃいました。
そのような質問を受けると
それはどうしてなのかを
分かりやすくお伝えする術を
持っていませんでした。
さすがに
「そのような仕組みになっていると
学んだので」
という回答も出来ず、
言葉に窮したところです。
調べてみたのですが、
分かりやすい確かな資料を
探し出せなかったので
今度、顧問税理士に教えても
らいます。
何となくですが、
そのような疑問を持たれる方が少な
くないこともあるから
「空き家の譲渡所得3,000万円の
特別控除制度」
が設けられたのではないかと思い
ます。
例えば、親が生前中に空き家を売却
して現金化していれば、先のような
状況になりません。
しかし、それが最善と言い切れる
訳でもないので、複数の選択肢の
中から状況を鑑みて判断しなければ
なりません。
数年前から終活という言葉が
一般化し、墓じまいなどが
増えているそうです。
うちは分家のまた分家という
家系なので、親は早々と自分たちが
入る墓地を用意しています。
今年の初め頃に親の身近で墓じまい
の話が出ているとのことで、将来の
ことを踏まえてこのまま墓を建てる
方向で良いのかと相談を受けました。
墓地は用意したけれど、
お墓を建てるのはおまえだし、
子供が4人いるとは言え、
4人とも娘なので数十年後には
困るだろうということです。
終活を進めている親が直面している
悩みを聞きながら、お墓に入った後
のことまで心配するものなのかと
気づかせられた次第です。
これまでに60代、70代、
80代の多くのお客様の
住生活の相談を受けていますが、
自分の親の終活の相談を受けて、
終活以上に老活の方が
もっと重要なのにと思った次第です。
人生100年時代が現実化し、
人生120年時代へ向けて
時計が進んでいます。
自宅で過ごす時間が急速に増えて
いるからこそ、老活が必要なのだ
と思います。
家庭内事故のリスク
健康を失うリスク
を軽減して
健康寿命を延ばす住生活があれば
終活に見られる悩みを減らして
人生の完熟へ向けての歩みになる
のではないでしょうか。
複数の住生活の選択肢を持てる
老活により、相続後に損をした
とかいう話もなくせるものと考え
ます。
中古を買ってリノベという
新しい住生活スタイル
仙台市内で活動する
仙台不動産情報ライブラリー
(運営:株式会社スイコー)の
澤口(さわぐち)でした。
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