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家庭の生活排水が海へ 仙台不動産情報ライブラリーcolumn590

こんにちは! 仙台市の不動産エージェント

仙台不動産情報ライブラリー

を運営しています

スイコーの澤口です。

 

 

本日は

家庭の生活排水が海へ

 

というタイトルで

情報配信をしたいと思います。


汚物がそのまま海に放流されることを防ぐには


会社行事の時に飲食させて

 

頂いていた店から、

 

閉店するとの知らせが

 

届きました。

 

 

店員さんが笑顔溢れる対応の

 

店であり居心地のよい雰囲気

 

でした。

 

 

この一連の影響を受けて

 

立ちゆかなくなったようです。

 

 

とても残念な気持ちになりました。

 

 

同じように5月中旬頃から

 

ポロポロと知っている店が

 

閉店していく知らせが入って

 

きています。

 

 

そう言えば琵琶湖畔にある

 

高級リゾートホテルの倒産報道が

 

ありました。

 

 

地下水をくみ上げて客室のトイレや

 

プール等に使用していた汚水排水を

 

無断で公共下水道へ放流していた

 

ことも合わせて報じられていました。

 

 

一般的に公共下水道の使用料金は

 

上水道の使用量に応じて課金され

 

る仕組みになっています。

 

 

無許可で上水道以外の地下水等を

 

公共下水道に放流する企業が

 

増えてしまうと公共下水の

 

維持管理が破綻しかねません。

 

 

東日本大震災の時には

 

津波により仙台市の下水処理場が

 

被害を被りました。

 

 

汚水・排水の浄化機能が失われ

 

たのです。上水道が復旧した位

 

の頃に町内会長さんから、排水

 

をなるべく押さえるようにとの

 

協力要請がありました。

 

 

海に汚水排水が浄化されずに

 

放流され続けると大変なことに

 

なることを懸念されてのことです。

 

 

国土交通省では、「人口減少下に

 

おける維持管理時代の下水道経営

 

のあり方検討会」を開催しています。

 

 

人口が減少しつつあるのに

 

下水道施設は広域化しており、

 

老朽化が進み維持管理体制への

 

支障が生じていることへの対策

 

です。

 

 

宮城県も仙台市もその問題について

 

例外ではありません。

 

 

マンションも戸建住宅も

 

このような状態の下水道へ

 

汚水や排水を繋げています。

 

 

下水道は公共部分だけが

 

老朽化する訳ではありません。

 

 

宅地内や建物内の排水設備

 

も公共部分と同様に維持管理

 

そして更新が必要になってい

 

るということです。

 

 

マンションの場合には、

 

管理会社によって維持管理や

 

更新について計画されたり

 

しますが、戸建住宅の場合に

 

は所有者次第になってしま

 

います。

 

 

新築でも中古住宅でも

 

住み続ける上で排水設備に

 

ついての維持管理や更新につ

 

いて中長期的な計画が必要な

 

時代に入っているのです。

 

 

 

 

仙台市内で活動する

仙台不動産情報ライブラリー

(運営:株式会社スイコー)の

澤口(さわぐち)でした。

 

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