こんにちは! 仙台市の不動産エージェント
仙台不動産情報ライブラリー
を運営しています
スイコーの澤口です。
本日は
トイレの水を飲めます
というタイトルで
情報配信をしたいと思います。
安全な水を家庭で使い続けるために
水洗便器には手洗い付きのものが
ありますよね。
トイレを使用した後に
水を流すとタンク上部の
とっ水口から水が出て来ます。
そこで手を洗えます。
これを考えた人が誰なのかを
知りませんが、
この合理的な方法をよく思いついて
製品開発出来たものだと感心します。
最近は樹脂製のタンクが
増えていますが、
従来は陶器製だったからです。
タンクの上部から水を出して
タンクの中に水を溜める。
この当たり前になったことを
実現するまでに
どれほどの時間を要したのか?
古い便器から
現代の便器までの
その構造(仕組み)の違いを
知っているので
最初の開発者は
かなりの苦労をされたのだろう
と思うのです。
さて、とっ水口から
出てくるその水ですが、
「飲めますか?」
と話の話題として
たまに聞いてみるですが、
イメージしてみてください。
どうでしょう?
大概の方は、
「飲めない」
「飲みたくない」
のような回答です。
そして、
「飲んで大丈夫なの?」
と思考が進みます。
トイレだから
不衛生というイメージが
強くて飲めないと
思い込まれていたから
なのでしょう。
これは戸建住宅とか
マンションの場合ならば
飲める水なのです。
ビルとか公共施設などでは
「中水」(上水と下水の間という表現)
として飲用に処理されていな
い水をトイレの排水に用いて
いる場合があるので、
すべてにおいて
飲める水ではありません。
しかし、戸建住宅の場合は
キッチン、お風呂、洗濯、
洗面所そしてトイレも
すべて水道本管に直接接続して
ある直結方式の水道水なのです。
マンションの場合には、
直結方式の給水はあまりないも
のの受水槽に溜めた水が
各戸の水回り住設機器で
使えるようにしてあるので
やはりトイレの手洗いの
とっ水口から出る水は
飲用できるのです。
ただし、ちょっとだけ注意点が
あります。
水道は水道法令によって規制
されています。
この法令により、
仙台市や富谷市、名取市、
利府町、多賀城市などの
自治体ごとに
水道工事を行う上で登録した業者が
行うようになっているのです。
仙台市の場合には、
仙台市指定給水装置工事業者
として登録されている必要がある
のです。
そのためには、
登録を受けるための基準を
満たしている必要があります。
その一つに国家資格である
給水装置主任技術者
がいなければなりません。
水道水は、飲用するものであり、
汚染させてはいけません。
そのための施工要綱や
使用してよい資材が
決められています。
ホームセンターなどで、
その資材等も市販されているので
正式な業者でなくても
見よう見まねで
施工することも可能です。
ただ、それが正しい施工であるか
どうかを把握することは
かなり難しい事柄です。
トイレくらいなら
水を飲まないから大丈夫ではと
考えてしまうかもしれませんが、
その水は台所の蛇口(水栓)にも
配管で繋がっている水なのです。
適正な施工されていなかったら
不安になりませんか?
ちょっとした器具交換や
リフォーム工事であっても
間違いない業者を
選ばれることをおすすめします。
調べる方法のひとつとしては、
例えば仙台市の場合には、
仙台市水道局のHPにて
仙台市指定給水装置工事事業者名簿
を閲覧することができます。
最新の名簿は
令和2年2月25日現在
となっています。
「ご使用にあたっての注意点
(必ずお読みください)」
と告知しています。
これを読んでいただくと
重要なポイントをお分かりいだける
かと思います。
仙台市内で活動する
仙台不動産情報ライブラリー
(運営:株式会社スイコー)の
澤口(さわぐち)でした。
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