こんにちは！　仙台市の不動産エージェント

仙台不動産情報ライブラリー

を運営しています

スイコーの澤口です。

本日は

高耐久性とは長期優良住宅のこと？

というタイトルで

情報配信をしたいと思います。

住宅業者選びの高耐久性とは

前回の記事では、

住宅業者選びにおいて重視している

「住宅性能」そしてその1番目にな

っていた「高耐久性」について書き

ました。

記事をアップした後に

「高耐久性」とは

もしかしたら「長期優良住宅」のこ

とを指しているのではないかと

ふと思ったのです。

福田政権の時に「200年住宅」

という言葉が広まり、現在の

長期優良住宅認定制度へと至って

います。

「200年住宅」から端を発した

「長期優良住宅」についてイメー

ジが先行してしまい、

200年だから高耐久というよう

な誤解を生じさせているのではな

いのか？

などと思ったのです。

「長期優良住宅」は、税の特例措

置や住宅ローンの金利引き下げな

どの措置があるので、住宅購入者

にとってメリットがあります。

そのため年々増加しているのも事

実です。

しかし、それは「長期優良住宅」

という言葉だけを承知しているだ

けで、その性能がどのようなもの

なのかについて十分に認知されて

いないような印象なのです。

次の図は、長期優良住宅の

新築の認定基準概要です。

（出典：一般社団法人　住宅性能・表示協会「新築戸建（木造軸組）版 「長期優良住宅の

普及の促進に関する法律」の長期優良住宅認定制度の技術基準の概要について」より）

前回の記事を読まれた方は

「住宅性能表示制度」

の10分野の基準に似ていると

思われたのではないでしょうか。

摺り合わせが行われているので、

共通している部分があるのです。

そして次がその性能項目です。

（出典：一般社団法人　住宅性能・表示協会「新築戸建（木造軸組）版 「長期優良住宅の

普及の促進に関する法律」の長期優良住宅認定制度の技術基準の概要について」より）

これを見ても何のことかイメージ

がつかないと思います。

住宅業界で働いている人でも

理解している人が、さほど多くは

ないような印象なので、イメージ

がつかないのが当たり前です。

設定されている、これらの基準を

超えた住宅であれば申請により

認定を受けることが可能という

ことです。

10棟の「長期優良住宅」が建っ

ているとしたならば、10棟共に

同じ性能ということではないの

です。

更に「長期優良住宅」ではない、

一般の住宅でも「長期優良住宅」

よりも高い性能である場合もあ

り得るのです。

とは言え、「長期優良住宅」に認

定された方が望ましいことには

間違いがありません。

しかし、そこに留まらずに

どのような性能なのかを住宅事業

者もしくは不動産事業者に具体的

に示して貰うことが大切です。

そして、「長期優良住宅」だから

「高耐久性」だと決めつけずに、

「高耐久住宅」という商品を売っ

ている業者を選ぶ場合には、

「高耐久」について、どのような

エビデンスにより示しているのか

を確認されることをおすすめします。

仙台市内で活動する

仙台不動産情報ライブラリー

（運営：株式会社スイコー）の

澤口（さわぐち）でした。

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