こんにちは! 仙台市の不動産エージェント
仙台不動産情報ライブラリー
を運営しています
スイコーの澤口です。
本日は
ちょっと怖くなる地図
というタイトルで
情報配信をしたいと思います。
見ると嫌な気分になるかもしれません
通勤途中の道路左側に
延長30m程度の崖があります。
急勾配の割に何もしていない為、
いつ崩れてもおかしくなくて
通行する時には
なるべく早く通り抜けるよう
注意しています。
その崖の法面補強工事が
今年になってから行われており、
もうすぐ完成しそうです。
工事期間中に
大きな地震が来なければいいなと
願っていたので
ほんとよかったなと思うと共に
これからは安心して通り抜ける
ことができそうです。
これまでに崖崩れ被害に遭遇を
していませんが、
何度となく崖崩れ現場を見ています。
1978宮城県沖地震の時は
中学3年生。
当時、実家は八乙女にありました。
道路を挟んだ反対側に仙台川があり、
地震の後は土手の歩道が
真ん中からぱっくりと2つに
割れていました。
それが結構深くて
どこまで続いているのかが気になり
ちょっと入ってみたいなと
好奇心が湧いたものです。
八乙女中学校への通学路になっていた
東黒松へと上がっていく道路が
崩壊して通れなくなりました。
そのため、迂回して黒松団地を抜けて
の通学になったのです。
東日本大震災では、
仙台市内では崖崩れにより
家が傾く被害が数多く発生しました。
会社のある松森陣ヶ原でも
崖崩れ被害が生じており、
当時は国会議員の現東京都知事が
被害視察に来ていました。
(お会いはしてませんが)
顧客様も被害に見舞われ、
家屋の傾き修正など
お手伝いをさせていただいています。
崖崩れは、大きな地震の際に
発生し易いものですが、
近年は豪雨等によっても
崖崩れを伴う土砂災害も
増加しています。
崖崩れ等は、地山の崩壊や
宅地造成による崩壊があります。
国では、宅地防災について
取り組んでおり、先日の
令和2年3月13日に
「令和元年度大規模盛土造成地
防災対策検討会報告」
を公表しています。
この報告では、5つの観点から、
今後取り組むべき、新たな方向性を
打ち出しています。
その5つの観点は
1.大規模盛土造成地の事前対策の
意義の再整理
2.大規模盛土造成地マップの公表と
活用の推進
3.大規模盛土造成地の安全性の
把握・対策工事の計画的な推進
4.安全性の把握を効果的に進めて
いくための方策
5.民間と連携した宅地の安全確保
の取り組みの推進
です。
このように大規模の造成盛土造成地の
安全性確保の対策が急がれている訳で
すが、それでは仙台市内にはどのよう
な地域が危険なのかが気になるところ
です。
ひと昔前までは、
「盛土だった?」
「切土なの?」
と詳しい人に聞いたりしていたので
すが、今は簡単に調べられます。
仙台市では、HPに
仙台市宅地造成履歴等情報マップ
を公表しているからです。
旧地形図、土砂災害危険箇所図、
造成年代図、切土・盛土図
を閲覧することが可能です。
これは、私の自宅がある
泉区北部の地域の
切土・盛土図です。
図の中央は
泉パークタウンゴルフ倶楽部
なので、
色づけされていませんが
図の下部の団地内は切土と盛土
の高さ・深さに応じて色づけ
してあります。
私の自宅の部分は濃い青色の
切土部分になっています。
購入前から分かっていたとはいえ
詳細を調べていた訳ではないので
ちょっと安心しました。
黄色から赤色になっていく
地域が盛土です。
茶色に近い部分の盛土は
30m以上です。
もしも土地分譲販売の時に
この図が並べてあったら
どうでしょうか?
盛土の土地でも
必要十分な基礎工事を行えば
安全性が高くなります。
切土の土地なら
絶対安全という訳でもありません。
建築費用の経済性と安全性の
バランスにより
どのようなレベルの住宅を
建築するかを判断することが
大切です。
業者任せで大丈夫と考えるのが
最も危険かと思います。
仙台市内で活動する
仙台不動産情報ライブラリー
(運営:株式会社スイコー)の
澤口(さわぐち)でした。
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