こんにちは! 仙台市の不動産エージェント
仙台不動産情報ライブラリー
を運営しています
スイコーの澤口です。
本日は
暖炉のある生活
というタイトルで
情報配信をしたいと思います。
仙台の戸建住宅に薪ストーブを設置するには
義父は、リタイア後に山小屋を
相続した北上山地の高原(酪農地域)
の山林に作りました。
大工だったので
本格的な手作りです。
外構の職人をしている義弟が
住宅の使えそうな廃材等を
運んだりしてお金をなるべく掛けず、
少しずつ作り込まれているのです。
知恵と工夫で
「こんな使い方するんだ!」
と行く度に驚かされています。
山小屋は完成することなく
常に進化し続けています。
時間と腕があれば
こんな風なライフスタイルも
出来るんだなぁと学んでいます。
山小屋ができ、
数年間はランプ(昭和時代のモノ)で
灯りを取っていました。
やがて電気が通り
テレビが映るようになり
携帯電話の電波も届くように
変わっていきました。
しかし、外灯はないので
新月の時は真っ暗闇です。
満月でもない限り、
天の川がしっかりと見えます。
そう言えば、
9年前の3月11日の夜に
子供達と共に自宅にて
天の川を観たことを思い出しました。
泉ヶ岳や蔵王にて天の川を見ること
はありましたが、
仙台の市街地で天の川を見たのは
初めてでした。
話を戻しますが、
その山小屋では
「だるまストーブ」と呼ばれている
ホンマ製作所の薪ストーブが
使われています。
これは、ずっと変わりません。
(ホンマ製作所HPより引用)
「だるまストーブ」を
初めて見た時には
その機能性に驚きました。
天板は羽釜を設置できるよう
外せるのです。
それもサイズ調整が出来るのです。
ご飯も作るし
鍋も出来るし
網をのせると焼き物もできます。
南部鉄器のジンギスカン鍋を載せて
ジンギスカンもできます。
暖を取るものであり
万能調理器のような
優れものです。
山小屋のある高原は
ゴールデンウィーク中でも
外に置いていたバケツの水が
凍ってしまうことがあります。
お盆休みに行っても
朝と夜には薪ストーブに火が入ります。
スポットで遊びに行き
山小屋での生活体験を
何度もしてきました。
私の中では、
山小屋での生活において
薪ストーブは生活上欠かせない
マストアイテムとしての
位置づけになっています。
自然が比較的近くにある仙台ですが、
近年は戸建住宅に薪ストーブを設置され
る家が増えているようです。
市内に薪ストーブ専門店が
あることからも人気が高まりつつ
あるのかもしれません。
それは生活必需品としての
薪ストーブというよりも
暖炉で火を眺めながら
ゆっくりと流れる時間を楽しむという
生活スタイルを好んでいるということ
なのでしょう。
しかし、私の中での薪ストーブの
イメージには、
薪割り
薪運び
蜘蛛
カメムシ
がこびりついていて
それは山小屋での生活においては
受容出来るものの
自宅ではまず無理です。
もちろんそれは私の価値感の問題です。
ただ、現代建築の住宅の中に
設置するというのは、
スポット的な僅かながらの経験であり、
それもスタイルが違っているもの
ではありますが、よほど
「暖炉のある生活が好き」
というレベルではないと
何年か後には使わなくなり、
リビングの好ましい場所を専有している
無用な物に変わってしまうような
気がします。
今回、どうしてこのような話になったの
かと言いますと、国土交通省から
「薪ストーブの遮熱板に関する建築基準
法の規定への不適合」について
先日公表されていたからです。
不適合発生の箇所については
次の図のようになっています。
(国土交通省公表資料より引用)
どうやら遮熱板が薄かったようです。
室内で火を燃やすということは
リスクが高くなることです。
火災のリスク
不完全燃焼による
一酸化炭素中毒のリスク
などがあります。
田舎では
薪ストーブが必需品であり、
私も恩恵を受けているので
薪ストーブを否定しているのでは
ありません。
先のようなことを踏まえて
検討して頂きたいと
市街地の戸建住宅に設置をお考えの
お客様にはご説明しています。
仙台市内で活動する
仙台不動産情報ライブラリー
(運営:株式会社スイコー)の
澤口(さわぐち)でした。
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