実はリフォームを行わない家が多い 仙台不動産情報ライブラリーcolumn449

こんにちは! 仙台市の不動産エージェント

仙台不動産情報ライブラリー

を運営しています

スイコーの澤口です。

 

 

本日は

実はリフォームを行わない家が多い

 

というタイトルで

情報配信をしたいと思います。


何のためにリフォームを行うのか


次の図は

 

平成30年住生活総合調査による

 

継続居住意向のある持ち家世帯が

 

「今後の住宅の改善意向について」

 

どのように考えているのかを

 

集計したものです。

(国土交通省公表資料より)

この調査によると、

 

リフォームを考えている家計主は

 

55~59歳が最も多く、

 

それでも35%に留まっています。

 

 

また、加齢が進むとその意向が

 

低くなっていることも分かります。

 

 

オレンジ色の

 

「リフォーム・建替どちらも考えている」

 

においては5~6%程度であり、

 

「建替を考えている」

 

になると1~2%程度とかなり少ない

 

状況になっていることが分かります。

 

 

長寿命化が進んでいることにより、

 

戸建住宅の新築では長期優良住宅の

 

普及が約1/4程度になっていますが、

 

既存住宅の多くは一般的な性能の

 

戸建住宅がほとんどです。

 

 

また、古い住宅には既存不適格

 

建築物になっているケースが

 

あります。

 

 

そのような住宅は、

 

30年以上居住し続ける上で

 

安全性や快適性などが低い状況であり

 

暖冷房のコスト負担も大きくなって

 

います。

 

 

暑すぎたり、寒すぎたりすると

 

住居内であっても人間の行動量が

 

抑制されてしまいます。

 

 

特に高齢期になると身体の状況の

 

変化により行動量が減少してしまうも

 

のであり、高温な居住空間、低温な居

 

住空間は決して望ましい室内環境とは

 

言えません。

 

 

住居内の温熱環境を改善することで生活

 

しやすい状況を期待したいものです。

 

 

長く居住し続ける上で、一般的な性能で

 

建築された戸建住宅はリフォームの必要

 

性がとても高いにも関わらず

 

国土交通省の今回の調査結果により

 

リフォームを検討していないという

 

家計主が多いという状況は

 

厳しい現実であることが分かりました。

 

 

家計も含め

 

将来の生活設計について

 

まだまだ十分に検討されていないことが

 

住宅の生活環境改善や維持についての

 

検討も不十分なのだと推測します。

 

 

家の状況がどうなっていて、

 

これからどのように変化していくのか

 

などの現実を知ることは、

 

怖いと思われるお客様が

 

決して少なくありません。

 

 

しかし、家の劣化は刻々と進みます。

 

 

ご自身でメンテナンスを施し続ける

 

ことで長持ちさせることも可能です。

 

 

自身の家がどのような性能なのか?

 

今後居住し続ける上で問題や課題が何か?

 

いつまで住み続けるのか?

 

 

など、人生100年時代における

 

具体的な居住計画を見直してみては

 

いかがでしょう。

 

 

 

仙台市内で活動する

仙台不動産情報ライブラリー

(運営:株式会社スイコー)の

澤口(さわぐち)でした。

 

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