こんにちは! 仙台市の不動産エージェント
仙台不動産情報ライブラリー
を運営しています
スイコーの澤口です。
本日は
あれから25年になる阪神淡路大震災
というタイトルで
情報配信をしたいと思います。
木造住宅の耐震化が必要
あれから25年になります。
あの日、朝のニュースで見た
神戸市の惨憺たる状況に
大きな衝撃を受けたことは
未だに忘れることが出来ません。
神戸市からの支援要請が
仙台市に入り、
ライフラインのひとつである
水道の復旧支援のため
水道工事が可能な業者へ通知され、
スイコーでは要請を受け入れ
同年の2月から3月にかけて
私と水道の職人の2人にて
十数社と共に
給水装置復旧作業支援団として
派遣されました。
(ちなみに私が副団長を拝命)
仙台港からフェリーにて名古屋港へ
陸路にて山陰道を通り
明石市へ南下して西側から神戸市に
作業車にて入りました。
毎朝、神戸市の水道局へ行き、
指示書を受けて各社それぞれひと班
として、1件1件の戸建住宅等の
給水の復旧作業へ従事したのです。
瓦礫処理が進行中のため、
作業車が通行できない道路もある中で
目的の住宅を探しながら
水道を使えるように作業をしました。
私が、そのような復旧支援作業へ
従事出来たのは、現場の手元工から
始めて技術者として一人前になって
いたからです。
それから16年後
東日本大震災の時に
神戸での経験が役立ちました。
地震発生直後の社員への指示、
翌日から動き出した応急処置作業など、
被害状況の情報収集をしつつ
今後の見通し、予測を検討し、
何をすべきか?
何が出来るのか?
を考えて社長としての決断をし
社員や職人への指示をしました。
屋根のブルーシートかけ
瓦礫移動による通路等の確保などを
約1ヶ月間無料にて
個人宅の応急処置等の
作業を行いました。
スイコーが住宅の耐震性向上に
こだわることや災害時の対応等に
積極的であることは、
阪神淡路大震災での体験と
昭和53年(1978年)の
宮城県沖地震を自宅にて体験した
ことに影響を受けています。
1978年宮城県沖地震被害により
建築基準法が改正(1981年)
されました。
阪神淡路大震災にて多くの住宅が
倒壊したことにより、
建築基準法が改正(2000年)
されました。
建築基準法改正により
戸建木造住宅の耐震性について
旧耐震基準(1981年以前)
新耐震基準(1981年~2000年)
現行耐震基準(2000年以降)
に分類されます。
大地震において
戸建住宅が倒壊するのは
旧耐震基準レベルにて建築された
住宅が多かったのですが、
2016年熊本地震において
新耐震基準の木造住宅も
被害が多かったのです。
そのことにより
近年の新築では、
耐震等級3クラス
(建築基準法の1.5倍の耐震性能)
を選ぶ住宅取得者が増えてきました。
既存住宅においても、
新耐震基準の家の耐震改修工事が
行われるようになり、
新耐震基準の木造住宅を
「81-00木造住宅」
と呼んでいます。
注意しなければならないのは、
・新耐震基準だから危ない
・現行耐震基準だから安全
ということではないことです。
新築した年によって
その時の建築基準法により
適法な建築が行われているはずです。
そして建築基準法令等の改正が
何度も行われていることもあります。
建築基準法令等は最低限の基準として
位置づけられているのです。
車に軽自動車から高級車やスポーツ車
など、様々な性能や用途があるように
戸建住宅にも性能やデザインにおいて
大きな幅があります。
住宅は車のように種類や性能等が
分かり難いことや機械化・自動化され
た工場生産物ではなく、
職人という人の手による生産物です。
そして、立地によって建物へ及ぼす
影響がまったく違います。
自然災害の発生が避けられない
現代にあって
住み続けられる住居であることが
強く求められています。
十分に考慮せずに
買える家を取得してしまい
結果として高い買い物になって
しまわぬよう
それにはなんと言っても
業者選びが最も重要だと思います。
仙台市内で活動する
仙台不動産情報ライブラリー
(運営:株式会社スイコー)の
澤口(さわぐち)でした。
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