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コンセントを増やしてはいけない! 仙台不動産情報ライブラリーcolumn394

こんにちは! 仙台市の不動産エージェント

仙台不動産情報ライブラリー

を運営しています

スイコーの澤口です。

 

本日は

コンセントを増やしてはいけない!

 

というタイトルで

情報配信をしたいと思います。


入居後から時間が経つほど不満が増えるのがコンセント


住まいづくりに携わって33年余り

 

お客様宅の住まいづくりにおいて

 

ほぼ間違いなく

 

後々にお客様が

 

不満になられているのが

 

コンセントの位置もしくは数です。

 

 

これは、我が家においても

 

まったく同じです。

 

 

ちなみに自宅は下請け時代に購入した

 

元請先の大手ハウスメーカー製です。

 

 

コンセントが

 

物の陰になって使えない

 

差し込みの数が足りない

 

この不便さが

 

もやもやとして蓄積していき

 

やがて不満へとなってしまうのです。

 

 

ひと昔前と違って

 

生活空間には

 

電気を利用する機器で

 

溢れかえっています。

 

 

うちは子供4人なので

 

子供全員がスマホを

 

使うようになった時には、

 

毎日6台分の充電が必要になり、

 

その繰り返しの日々の中で

 

「わたしの充電器がないっ!」

 

みたいなことも

 

たびたび発生していました。

 

 

充電が必要な機器も増えたことで

 

差し込み口が複数ある

 

テーブル(電源)タップを

 

使わざる得ないのが現代です。

 

 

テーブル(電源)タップに

 

トリプルタップを加えて

 

たこ足配線化していることもあります。

 

 

たこ足配線で

 

火災等を招く大きな原因は

 

ひとつのコンセントで使用している

 

電気機器の合計のアンペア(A)が

 

過大になってしまうことです。

 

 

基本的にひとつのコンセントでは

 

15Aが最大だと考えてください。

 

 

吸引力の強い掃除機などは

 

10Aを使用する場合があります。

 

 

そのような消費電力の大きな機器

 

を含めて何個もの電気製品を

 

ひとつのコンセントに

 

繋いでいるうちに

 

過大な電力量になってしまうことが

 

危険なのです。

 

 

危険性を防ぎ

 

簡単に電気機器を利用するため

 

コンセントを増やし

 

電気契約のアンペア容量を増やす。

 

 

という選択肢もありますが、

 

電気契約のアンペア容量という

 

言葉でピンときたと思いますが、

 

月々の電気料金も

 

増えていくことになります。

 

 

便利さを求めていくと

 

それ相応に費用が嵩んでいくものです。

 

 

そして、それだけではありません。

 

 

電気配線の総延長が

 

増えることになります。

 

 

一般的に電気配線には

 

被覆された銅線が用いられています。

 

 

電気配線の総延長は、

 

昭和の時代と比べると

 

何倍にも増えています。

 

 

壁や天井の中に沢山の銅線が

 

捲かれているような感じです。

 

 

銅線でぐるぐる巻きにした

 

コイルに電気を通すと

 

磁場が生じます。

 

 

中学校の理科で習った

 

オームの法則を思い出しますよね。

 

 

そのような原理にて

 

モーターは動力として

 

利用されています。

 

 

わたしたち現代人は

 

特に家電製品で溢れかえっている

 

日本人の住宅では

 

そのような空間で生活しているとも

 

言えるのです。

 

 

明らかに昔の住宅よりも

 

強い磁場が発生している

 

家の中で生活しているのです。

 

 

更に、コンセントやスイッチを

 

増やすということは、

 

配線工事が増えるという

 

ことになります。

 

 

現代の住宅に求められている

 

要素として

 

天井高が高い家

 

暖かい家

 

地震に強い家

 

などが上げられます。

 

 

これらを実現する上で

 

壁内や天井裏の見えなくなる部分での

 

施工方法が重要になっており

 

そのために自由に使えるスペースが

 

限られてしまうのです。

 

 

そこを電気配線等に使います。

 

 

電気配線等の等とは、

 

電気配線以外にも電話の配線や

 

給排水配管、通気や空調の配管なども

 

あるということです。

 

 

インターネット利用においては、

 

配線の入らないWi-Fi接続が

 

普及していますが、

 

「Wi-Fiも電波だから」

 

とLANケーブルを配線する

 

家もあります。

 

 

電気配線を増やすことで

 

あってはならないのが

 

無計画に梁や柱に穴を開けて

 

電気配線を通してしまうことです。

 

リフォーム工事の場合に

 

解体をしてみたら

 

柱や梁に穴を開けて

 

配線している状況に

 

何度も出くわしています。

 

 

大概は構造上において

 

問題がないと思われるのですが、

 

稀にこれは・・・と思って

 

しまうこともあります。

 

 

当社の現場でも

 

現場監督や設計者に相談も無く

 

職人さんが柱に穴を

 

開けてしまったことがあります。

 

 

工事中にすぐに発見したので

 

直すことが出来ましたが、

 

配線量が増えたことで

 

電気配線の通るすき間がない

 

設計になっているという状況が

 

招いたことです。

 

 

お客様のご要望だとしても

 

コンセントの数を十分以上に

 

増やしてしまうことは

 

様々な負荷を増やすことに

 

なっていました。

 

 

このようなことを踏まえて

 

必要十分な状況を

 

お客様にご理解いただき

 

工事中に

 

スイッチの位置

 

コンセントの位置

 

についてお客様立ち合いで

 

その妥当性の確認を

 

おすすめしています。

 

 

壁を施工する前なので、

 

変更することが容易だからです。

 

 

電気機器による便利を

 

手放すのは難しいことですが、

 

何もかも求めずに

 

ちょっとガマンする位の視点にて

 

コンセントの数や位置について

 

考えていただければ、

 

結果的にいい住まいになって

 

いきます。

 

 

 

仙台市内で活動する

仙台不動産情報ライブラリー

(運営:株式会社スイコー)の

澤口(さわぐち)でした。

 

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