こんにちは！ 仙台市の不動産エージェント
仙台不動産情報ライブラリー
を運営しています
スイコーの澤口です。
本日は
昭和56年から平成12年の間に新築された木造住宅を購入する前に
というタイトルで
情報配信をしたいと思います。
防災そして減災への歩み
全国各地にて自然災害が発生するので
「その時はその時！」
と開き直るというか
「どうせ死ぬんだから」
と覚悟を決めたかのような
お話をされる方に
お会いすることがあります。
住宅の耐震性能に不安があるものの
売り込まれたくないという気持ちが
そのような表現へと繋がっているの
かもしれません。
しかし、そのもしもの時が起きたら
残された家族がどうなるのか？
または、ご本人が仕事などで
外出中に大地震が発生し
自宅が倒壊して愛する家族を失うこと
になったら？
ご自宅が大丈夫だったとしても
近所の家が道路側に倒壊してきて
ご家族がその下敷きになってしまったら
いずれもたらればの話ですが、
平成12年10月6日鳥取県西部地震
震度6強 住家全壊435棟 負傷182
平成13年3月24日芸予地震
震度6弱 住家全壊70棟 死者2
負傷288
平成15年5月26日宮城県沖
震度6弱 住宅全壊2棟 半壊21
負傷172
平成15年7月26日宮城県北部
震度6強 住宅全壊1,276棟 半壊
3,809棟 負傷677
平成15年9月26日十勝沖地震
震度6弱 住宅全壊116棟 半壊
368棟 死者1 不明1 負傷849
平成16年10月23日新潟県中越地震
震度7 住家全壊3,175棟 半壊
13,810棟 死者68 負傷4,805
平成17年3月30日福岡県西方沖
震度6弱 住家全壊144棟 半壊353
棟 死者1 負傷1,204
平成17年8月16日宮城県沖
震度6弱 住家全壊1棟 負傷100
平成19年3月25日能登半島地震
震度6強 住家全壊686棟 半壊
1,740棟 死者1 負傷356
平成19年7月16日新潟県中越沖地震
震度6強 住家全壊1,331棟 半壊
5,710棟 死者15 負傷2,346
平成20年6月14日岩手・宮城内陸地
震 震度6強 住家全壊30棟 半壊
146棟 死者17 不明6 負傷 426
平成20年7月24日岩手県沿岸北部
震度6弱 住家全壊1棟 半壊379
棟 死者17 負傷211
阪神淡路大震災から
東日本大震災までの間に、
大凡このように大規模地震による
住宅の倒壊によって
人的被害が及んでいます。
そして東日本大震災後には
平成28年熊本地震
住家全壊8,667棟
住家半壊34,719棟
死者273
負傷2,809
平成30年大阪府北部
住家全壊21棟
住家半壊483棟
死者6
負傷462
平成30年北海道胆振東部地震
住宅全壊469棟
住家半壊1,660棟
死者43
負傷782
と続いています。
（気象庁公表データより）
熊本地震において、
木造住宅を中心に
多くの建築物の倒壊等の
甚大な被害が発生しました。
そのことから
平成29年5月に
一般財団法人 日本建築防災協会
国土交通大臣指定耐震改修支援センター
より
「新耐震基準の木造住宅の
耐震性能検証法」
が公表されました。
49ページになる資料には、
「所有者等による検証」
という項目があります。
それが次の図にも表されています。
所有者等による検証で
専門家による検証が必要であると
判定されたら、
次へ進むようになっています。
一般の人には
ちょっと難しい内容ではありますが、
最初から建築士に依頼することに
躊躇されるのであれば
試されるのもいいかもしれません。
それで判定結果が
「一応倒壊しない」
になればひと安心ではないでしょうか。
仙台市内で活動する
仙台不動産情報ライブラリー
（運営：株式会社スイコー）の
澤口（さわぐち）でした。
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