こんにちは! 仙台市の不動産エージェント
仙台不動産情報ライブラリー
を運営しています
スイコーの澤口です。
本日は
仙台の戸建住宅が寒い理由
というタイトルで
情報配信をしたいと思います。
まだまだ新築されていく寒い家
北海道出身の人が仙台に移り住むと
「仙台の家は寒い」
と言われる人が少なくありません。
(引用:YKKAP社「マドコト」より)
図は日本全国の冬の朝の室温となりま
す。宮城県は11.3℃となっています。
昔は断熱材が入っていなかったり、入っ
ていても十分な量ではなかったりするた
めに、実際にはこの室温より低い家が少
なくないと思います。
最近では断熱性能が高くなってきたもの
の、省エネ基準が義務化されていないこ
とから、仙台エリアの場合には高断熱の
家づくりがあまり行われておらず、北海
道の住宅に遥かに及びません。
冬の朝の室温が16.3℃だったなら、
どんな風に起床できるのかイメージして
みて下さい。
目覚めた時のヒンヤリ感で布団から出る
ことが億劫に感じることなく、冬なのに
とても爽やかな気分になるのではない
でしょうか。
起床時間前にタイマー予約して部屋をエ
アコンや石油ファンヒーターで暖める必
要もありません。
夜中にトイレに行く回数も減りそうだし、
行くとしても寒い思いをせずに済みそう
です。
宮崎県は9.4℃。大分県も9.0℃。
温暖な地域なのに室温が低いのは断熱性
能が意外に低かったりするためです。
暑さはエアコンで対処しているために
断熱性能が低かったりするのです。
雪深い長野県と滋賀県が8.8℃と9.9℃
というのも不思議な感じがします。
次の図は家の築年数を年齢に見立てて
断熱性能による分布割合と年間冷暖房
費比較をしたものです。
(引用:YKKAP社「マドコト」より)
37歳以上は無断熱住宅で39%。昭和
55年省エネ基準は25~36歳で37%。
平成4年省エネ基準は18~24歳で
19%。
平成11年基準は17歳未満で5%。
断熱性能の低い家が圧倒的に多い
ことが分かります。
令和元年5月10日に成立した建築物
省エネ法の改正では、戸建住宅に
ついてのH28省エネ基準の義務化が
見送られました。
戸建住宅の温熱環境に大きな影響を
与える省エネ性能が低いまま
戸建住宅が新築されていく可能性が
残されてしまいました。
日本で暖かい家が当たり前になるのは、
まだ数十年かかるかもしれません。
仙台市内で活動する
仙台不動産情報ライブラリー
(運営:株式会社スイコー)の
澤口(さわぐち)でした。
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