こんにちは！ 仙台市の不動産エージェント
仙台不動産情報ライブラリー
を運営しています
スイコーの澤口です。
本日は
消費税率10％になったら住宅を買ってはいけない
というタイトルで
情報配信をしたいと思います。
消費税が上がる前の景気から住宅購入を考える
消費税率が10％に上がったら
北欧並みに20%台が必要みたいな
エコノミストの発言があったり
住宅を購入しても将来の負担が増える
ことや空き家が増加しているのだから
賃貸で生活していくべきという発言を
耳にしました。
確かに仙台市内では空き家が増加して
いることや、東日本大震災後にはマン
ション建設が続いていることから考える
と賃貸物件が増加していくことが予測
できます。
いくら金利が低いからと言っても
30年とか35年の住宅ローンを抱える
よりも、身軽にいた方が安心という
考え方も肯定できる話です。
日本銀行が1993年以降、毎年実施し
ている「生活意識に関するアンケート
調査」結果により、生活者自身の暮ら
し向きがどう変わっているのかという
指標として「現在の景気感」と「暮らし
向き」についての推移が次のように
なっています。
（出典：日本FP協会「FP実務の基本データ集」より）
消費税が増税される前の2019年9月
の状況としては、景気感がマイナス
26.0ポイント、暮らし向きがマイナス
36.2ポイントになっています。
いずれも下がり傾向が続いています。
次の図は、国税庁「民間給与実態統計
調査」より作成された「年間の平均給
与の推移＜男女別＞」です。
（出典：日本FP協会「FP実務の基本データ集」より）
男女共にこの数年間はわずかずつ
伸びていることが分かります。
次の図は、国税庁「民間給与実態統計
調査（平成30年度文）」より作成され
た
「給与額の給与階級別構成比＜男性＞」
「給与額の給与階級別構成比＜女性＞」
です。
（出典：日本FP協会「FP実務の基本データ集」より）
1年を通じて勤務した給与所得者数
（男女計）は5,026万人（対前年比
1.6%増、81万人の増加）で、その平均
給与は441万円です。
男性の平均給与は545万円、女性の平
均給与は293万円になっています。
これらの調査統計資料により、
ご自身がどのような状況にあるのか
参考になったでしょうか。
住宅を購入する場合に夫婦共働きで
住宅ローンを支払っていくのか、
子供が誕生した後の一定期間について
奥さまは子育てに専念して生活してい
くのか、
どのような生活設計をしているのか
によって将来の暮らしが
大きく変わっていきます。
賃貸の家賃と住宅ローンの支払い額
を比較して支払う負担感が低いとか、
子育て期間だけの視点だけではなく、
人生100年時代における定年退職後
からのシニアライフステージの居住
計画を鑑みる必要があります。
地価が高い首都圏では、独立系の
ファイナンシャルプランナー（独立
系FP）に相談して住宅購入を検討す
る人が少なくありません。
住宅会社の営業マン、不動産会社の営業
マンによる提案だけで住宅ローンを組む
ことへの不安感が強くなっているから
なのでしょう。
独立系FPへ相談するのは同じFPであ
っても生命保険営業マンの場合には、
生命保険の契約が目的になってしまう
かもしれないと懸念しているようです。
生命保険は住宅購入の次に高額な買い
物であることの認識が一般的になりつ
つあるからなのだろうと思います。
仙台市内にの独立系FPが増えつつあ
るようなので、住宅会社の営業マン、
不動産会社の営業マン、生保営業マン
だけのアドバイスで不安な場合には、
独立系FPに相談されることをお薦め
します。
独立系FPは相談業務等を商売にして
いるので、相談が有料になることが
一般的です。
仙台市内で活動する
仙台不動産情報ライブラリー
（運営：株式会社スイコー）の
澤口（さわぐち）でした。
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