3段階あるインスペクション 仙台不動産情報ライブラリーcolumn343

こんにちは! 仙台市の不動産エージェント

仙台不動産情報ライブラリー

を運営しています

スイコーの澤口です。

 

本日は

3段階あるインスペクション

 

というタイトルで

情報配信をしたいと思います。


仙台市内にて中古住宅を購入する前に


中古住宅や中古マンションを購入する

 

前に業者に依頼して行った方がよいの

 

がインスペクションです。

 

 

平成30年4月より改正宅建業法によ

 

りインスペクションのあっせんの告知

 

が宅建業者に義務化されました。

 

 

これによってインスペクションという

 

言葉が住宅購入者に認知される機会が

 

生まれました。

 

 

しかし、そのインスペクションとは、

 

いったいどんなことなのか理解がまだ

 

まだ十分ではない様子です。

 

 

また、自宅をリフォームする場合にも

 

業者が調査をすることが一般的です

 

が、これについても業者それぞれの

 

経験と勘で実施されている現状に様々

 

な問題を内包しています。

 

 

業者間の技術格差が著しき大きいのに

 

消費者はそれを把握できずに業者選び

 

をしているような状況なのです。

 

図はこの9月27日に(一社)住宅リ

 

フォーム推進協議会より発行された平

 

成29年9月版「既存住宅流通・リ

 

フォームで求められるインスペクショ

 

ン」より引用したものです。

 

 

元は国土交通省「既存住宅インスペク

 

ション・ガイドライン」にあるもの

 

で、吹き出し部分が加筆されています。

 

 

国が示す「住生活基本計画(全国計

 

画)」(計画期間:平成28~37年)

 

において、既存住宅が資産となる「新

 

たな住宅循環システム」を構築するた

 

め、建物状況調査(インスペクショ

 

ン)における人材育成等による検査の

 

質の確保・向上等を進めることとして

 

います。

 

 

既に、既存住宅売買において、安心し

 

て買いたいと考える人たちの間で契約

 

前に第三者によるインスペクションを

 

利用するケースが出てきています。ま

 

た、そのサービスを提供する事業者や

 

事業者団体も現れています。

 

 

利用ニーズがあり、サービスが広がり

 

つつあるなかで、事業者ごとの技術力

 

や検査基準が様々だと消費者の信頼を

 

得られないということで、国土交通省

 

は平成25年6月に「既存住宅インス

 

ペクション・ガイドライン」を策定し

 

ました。ガイドラインでは、既存住宅

 

のインスペクションを3つに分類され

 

ています。

 

 

目視や非破壊調査で構造安全性や日常

 

生活に支障があると考えられる劣化事

 

象の有無を把握する「一次的なインス

 

ペクション」、破壊検査も含めて劣化

 

の生じている範囲や原因を特定する

 

「二次的なインスペクション」、リ

 

フォーム前後の住宅性能を把握する

 

「性能向上インスペクション」となっ

 

ています。

 

 

リフォームを行う事業者は、お客様の

 

ニーズに合わせて、この3つのインス

 

ペクションにて対応することになりま

 

す。

 

 

 

仙台市内で活動する

仙台不動産情報ライブラリー

(運営:株式会社スイコー)の

澤口(さわぐち)でした。

 

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