こんにちは！　仙台市の不動産エージェント

仙台不動産情報ライブラリー

を運営しています

スイコーの澤口です。

本日は

オートロックでの不安とは

というタイトルで

情報配信をしたいと思います。

不審者の浸入防止をするマンション

マンションは、あくまでも共同住宅です。

見知らぬ他人同士が同じ住棟の中で生活

を始めます。

なかなかお互いに顔見知りになりくい住

人がいるため、居住者以外の人間が建物

へ入ってきても居住者なのかどうか、見

分けがつきません。

管理人が常勤していれば、管理人によっ

て見分けられるでしょうが、経費削減の

ため常勤させることも難しい状況になっ

ています。

そのような状況においても、不審者や犯

罪者がマンション内に入れないような工

夫が必要です。

また、マンションは居住者が一カ所にま

とまっているということで、様々な営業

勧誘を行いたい場所でもあります。

このような状況を忌避するために、近年

のマンションは共用エントランス（玄関）

にオートロックを採用するようになって

います。

オートロックで安心してはいけない

しかし、このオートロックで大丈夫と

安心するのは危険です。

よくあるのは居住者がオートロックを

解錠してマンション内に入る時に、一

緒に入ってしまう”共連れ”という状況

です。

また、築年数を経てくると、賃貸が増

えてくる傾向が分譲マンションにはあ

ります。

ここに落とし穴があります。

マンションのオートロックは、逆マス

ターキー式になっているからです。

マスターキー式とは、寮やアパートに

おいて、ひと部屋ひと部屋のスペアキー

で管理するのが大変なので、どの部屋も

マスターキーにて開閉錠できるシステム

です。

以前、大手ハウスメーカーの戸建住宅

における工事中の物件においては、マス

ターキーを持っているとドアを開けて

入れるようになっていました。

そのマスターキーは、工事業者に割り当

てられていたのです。

工事中であっても不審者が入る可能性

があるために、防犯上の安全を保つた

めの措置です。

入居後には、そのマスターキーでは、

開錠できないというシステムです。

このようなマスターキー式と反対のシ

ステムが逆マスターキー式です。

マンションの居住者各部屋のカギで

共用エントランスのドアや通用口のド

アを開けられるシステムです。

それぞれの部屋のカギは違うものであ

り、他の居住者の玄関ドアを開けるこ

とはできませんが、共用エントランス

のオートロック式のドアを開けること

が出来るということです。

賃貸になると、各部屋の玄関ドアのカ

ギを交換することがあります。この場

合には、共用エントランスのオートロ

ック式のドアもあけられる逆マスター

キー式の専用カギが作られます。

交換する前のカギが、きちんと処分も

しくは保管管理されているのであれば

問題がありませんが、そうではない場

合には、以前のカギで各部屋の玄関を

あけることは出来ませんが、共用エン

トランスのオートロック式のドアは開

錠（シリンダー式の場合）できるので

す。

つまり、以前の居住者は、マンション

内に出入りできるということです。

このようなケースは、さほど気にする

ことではないという意見もありますが、

賃貸が繰り替えされていったりしてい

ると、防犯上において決して安全であ

るとは言い切れず、不安が増していき

ます。

オートロック式だからと言って安心して

しまい、部屋のカギを施錠せずにゴミ出

しや新聞を取りに行ったりしないように

注意されることをおすすめします。

仙台市内で活動する

仙台不動産情報ライブラリー

（運営：株式会社スイコー）の

澤口（さわぐち）でした。

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