負動産化した実家を手放せない 仙台不動産情報ライブラリーcolumn251

こんにちは! 仙台市の不動産エージェント

仙台不動産情報ライブラリー

を運営しています

スイコーの澤口です。

 

本日は

負動産化した実家を手放せない

 

というタイトルで

情報配信をしたいと思います。


親の生活を支えるために


田舎から仙台へ来て就職した人の中には、

 

親の介護のためにUターンを

 

していくという方がいらっしゃいます。

 

 

スイコーの棟梁もそのひとりです。

 

 

これまでのキャリアを手放し、

 

地元へ帰って行きました。

 

 

数年前に取引先メーカーの担当営業さんも

 

会社を辞めて実家へ戻っていかれた

 

ケースがありました。

 

 

また、実家から親を呼び寄せるという

 

パターンもあります。

 

 

大学時代の同級生が、

 

2年前に東京へ母親を引き取り

 

実家を賃貸にしました。

 

 

東京での生活基盤が確立しているため、

 

地元仙台に戻ってくることはないそうです。

 

 

実家は立地がよく

 

すぐに借り手が見つかるようなので、

 

しばらくは賃貸として有効活用していく

 

方針とのことです。


実家が負動産になってしまう


育った地元を離れて生活する人が多くなり、

 

年老いた親を支えることについての課題に

 

加えて実家をどのようにするのかという

 

問題が発生してきます。

 

 

四半世紀ぶりに国が策定した

 

「不動産業ビジョン2030」

(平成31年4月24日発表)

 

 

不動産市場の変化

 

【消費者ニーズの変化】

 

という資料があります。

(国土交通省公表資料より引用)

所有する空き地に関する意向の調査であり

 

「負担を感じる空き地の所有権を

手放したいか」

 

 

という問いについて

 

25.4%もの人が土地の所有権を手放したい

 

と回答しています。

 

 

そして、その手放したいと回答した人の

 

うち、約5割が手放すために何らかの

 

費用を支払ってもよいと回答しています。

 

 

まさに不動産が負動産になっていることを

 

現している調査結果です。

 

 

これは空き家ではなく空き地に関する

 

調査であり、空き家(建物がある宅地)

 

よりも流動性が高いことを鑑みると、

 

空き家は更に解体費等も嵩むことから

 

負担感は更に強くなるものと思われます。

 

 

不動産が負動産になってしまわぬよう

 

早めに所有する物件についての方針を

 

検討しておくことが必要です。

 

 

仙台市内で活動する

仙台不動産情報ライブラリー

(運営:株式会社スイコー)の

澤口(さわぐち)でした。

 

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