こんにちは! 仙台市の不動産エージェント
仙台不動産情報ライブラリー
を運営しています
スイコーの澤口です。
本日は
国の基準を用いて業者選び
というタイトルで
情報配信をしたいと思います。
4件に1件が長期優良住宅
前回、長期優良住宅についての記事を
配信しました。
そこでは長期優良住宅が累計100万戸を
超えていることをお伝えしています。
その中で不十分だった情報が、
実際に建築されている住宅のうち、
長期優良住宅で建てられた割合です。
次の図がその割合の推移になります。
(国土交通省「長期優良住宅制度のあり方検討会中間とりまとめ」より引用)
水色の棒グラフが一戸建て住宅の新築の推移
であり、青色の折れ線がそれに対する長期優
良住宅の割合の推移です。
ここ数年は25%前後で推移していることが
分かります。
つまり一戸建て住宅の場合には、4件に1件
が長期優良住宅で新築されているというこ
とです。
前回の記事で用いたグラフには、
「住宅全体としての性能向上に寄与している
と思いますか」
という調査においてハウスメーカーは100%
肯定していました。
ハウスメーカーは、耐震等級3相当という
商品を揃えており、長期優良住宅により
耐震等級3をクリアさせているという見
方が出来ます。
一方で4件に3件が長期優良住宅ではない
一戸建住宅が新築されているという現実が
あります。
その中に住宅性能表示制度により長期優良住
宅相当もしくは上位クラスにて新築している
住宅も含まれていますが、それは長期優良
住宅ほどの棟数にはなっていません。
価格の安さで選んだり、
購入できる住宅を選択する場合に
性能の高い住宅を造るハウスメーカーが
対象外になり工務店を選択して、
結果として一般的な一戸建住宅を選んで
しまっているということを否定出来ません。
住宅にも性能がある
「ハウスメーカーなら安心」
という概念が消費者に少なからずあります
が、その安心のよりどころはいったい
何なのでしょうか。
それぞれの消費者によって
よりどころとする事柄の違いがある
でしょうが、
住宅の基本性能がちゃんとしているのか
という側面においては、
長期優良住宅制度は国によって設けられた
基準として消費者には判断しやすい
ものさしになるのではないでしょうか。
同じ間取りにて長期優良住宅として
認定される一戸建て住宅の場合に
ハウスメーカーの家と工務店の家とでは
同じ価格になることはあまりないものと
考えます。
ハウスメーカーの場合には、オリジナルの
建材等を用いているケースが多いため
工務店がそれを用いて家を造ることは無理
があります。
しかし工務店が用いている建材等の多くも
建材メーカー等によって製造され流通してい
るものがほとんどであり、資材等の差は
さほど大きくないものと思います。
同じ間取りの長期優良住宅でも
価格差が大きいとしたならば、
それは住宅の性能に関わらない仕上げ部分な
どに高級な資材等を用いているとか、
大手の新築住宅というブランド料と考えても
差し支えないのかもしれません。
夢のマイホーム所得において、住宅の性能
ばかりで選択するのが正しいという訳では
ありませんが、4件に1件が長期優良住宅
を選択している事実があることをお知りく
ださい。
そしてそれはハウスメーカーでなくても、
工務店でも性能の高い住宅を新築すること
が可能であるということです。
国によって設けられた基準があることは、
業者選び、住宅選びの際に役立つのではな
いでしょうか。
仙台市内で活動する
仙台不動産情報ライブラリー
(運営:株式会社スイコー)の
澤口(さわぐち)でした。
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