こんにちは! 仙台市の不動産エージェント
仙台不動産情報ライブラリー
を運営しています
スイコーの澤口です。
本日は
危険度の高いマンションがあります
というタイトルで
情報配信をしたいと思います。
大地震を体験する
1978年(昭和53年)6月12日の
17時14分
当時中学3年生で
自宅にひとり
テレビを視ていたら
地鳴りと共に揺れが大きくなり
リビングで飼っていた小鳥の
鳥かご3つを抱えて
庭へ飛び出しました。
どうやって鳥かご3つも持ったのか
覚えていないのですが、
鳥がカゴの中でバタついていたから
何とかしなければと思ったことだけ
は間違いありません。
揺れが修まってから
家の中を見たら
テレビが3mくらい飛んで
転がっており
リビング収納も倒れ
足の踏み場がない状況になっていました。
外に逃げ出さなかったら
確実にケガをしていました。
1987年宮城県沖地震でのことです。
震災被害により
それから3年後の
1981年(昭和56年)6月1日に
改正された建築基準法が施行されました。
旧耐震基準だから危険ではない
改正された建築基準法により
1981年(昭和56年)5月以前を
旧耐震基準
6月以降を新耐震基準
と呼びます。
旧耐震、新耐震とも呼びます。
旧耐震だから危険
新耐震だから安全
と思われてしまうことがあります。
しかし、それは大きな誤りです。
旧耐震基準で建築していても
耐震性がある建物があるからです。
危険とか安全という抽象的な評価ではなく、
耐震性についての基準にて
耐震性がある・なしを判断します。
買ってはいけない中古マンション
国土交通省が旧耐震基準で建設した
マンションを調査した結果が次の図です。
(国土交通省資料より引用)
旧耐震基準にて建設したマンションのうち
耐震診断を実施したマンションは
30.4%でしかなく、
63.7%のマンションが
耐震診断を実施していません。
これは衝撃的な数字です。
耐震診断して耐震性がないと判断されても
耐震改修する大規模修繕費用を支払えない
ということで
断念しているのかもしれません。
耐震診断を実施したマンションのうち
耐震性があると判断されたのが40.8%
もあります。
ここがとても重要なポイントです。
旧耐震基準で建築したから
耐震性がないことではないからです。
耐震性がないと判断されたマンションは
40.8%となっており、
そのうち38.1%のマンションでは
耐震改修を実施しています。
一方で38.1%のマンションでは、
実施する予定がないとなっています。
中古マンションを購入する場合に、
このような状況のマンションは
避けたいものです。
仙台市内で活動する
仙台不動産情報ライブラリー
(運営:株式会社スイコー)の
澤口(さわぐち)でした。
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