こんにちは! 仙台市の不動産エージェント
仙台不動産情報ライブラリー
を運営しています
スイコーの澤口です。
本日は
新築マンションの修繕積立金の月額に惑わされないすすめ
というタイトルで
情報配信をしたいと思います。
マンションの修繕積立金月額の実態調査
国土交通省が5年毎に行っている
マンション管理の実態調査より、
修繕積立金の月額について
二つの角度にて見ていきます。
次の図は、5年毎の月/戸当たりの
- 修繕積立金の額
- 駐車場使用料等からの充当額を含む修繕積立金の額
の推移です。
平成30年度は、
修繕積立金の額の平均は11,243円
駐車場使用料等からの充当額を含む
修繕積立金の額の平均は12,268円
であり、平成25年度よりも増えて
います。
平成11年度からの20年間の推移
で見てみると、
右肩上がりで修繕積立金等の額が
増加傾向にあることが分かります。
次の図は、平成30年度の実態調査に
おける完成年次別内訳です。
平成22年以降のマンションの
月/戸当たり修繕積立金の額の平均が
全体の平均を大きく下回っています。
昭和54年以前のマンションの
月/戸当たり修繕積立金の額の平均が
最も高い金額になっています。
仙台で新築マンションを購入する際の注意事項
最初の図そして次の図の両方から
見えてくるのは、
新築分譲時の修繕積立金の額面が
低すぎる設定になっている傾向にある
ということです。
昭和54年以前の月/戸当たり
修繕積立金の額の平均が
平成22年以降と比べると
約5割増しになっています。
平成12年~平成21年
との比較でも約4割増しです。
マンション生活では、
このような状況になることを
あらかじめ想定しておくことが
必要になっています。
10年を過ぎ、
子どもが中学生・高校生になり
学費が増加するタイミングで
月々の修繕積立金が増えてしまい
家計に重くのし掛かってしまう
みたいにならぬよう。
新築マンション購入の際には、
10年を過ぎずに
修繕積立金の月額が増えてくることを
予め家計に組み込んで
負担が増えても大丈夫なように
無理にならない範囲での
物件選びをされることを
おすすめします。
仙台市内で活動する
仙台不動産情報ライブラリー
(運営:株式会社スイコー)の
澤口(さわぐち)でした。
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