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最低基準の耐震性能で建てられる傾向がある新築とは 仙台不動産情報ライブラリーcolumn171

こんにちは! 仙台市の不動産エージェント

仙台不動産情報ライブラリー

を運営しています

スイコーの澤口です。

 

本日は

最低基準の耐震性能で建てられる傾向がある新築とは

 

というタイトルで

情報配信をしたいと思います。


宮城県は大きな地震が発生してきた地域


「平成」という時代を

 

ふりかえる時に

 

自然災害との闘いであったことを

 

多くの日本人が思っていることと

 

思います。

 

 

火山の噴火

台風

豪雪

豪雨

そして地震

 

 

大地震が多くなっている状況

 

それも

 

地震が少ないと言われていた

 

熊本で震度7が連続したことは

 

日本が地震大国であることを

 

強く印象づけ危機感を強くしました。

 

 

本日5月5日の深夜01時40分に

 

根室半島南東沖にて

 

M5.3震度4が発生しました。

 

 

その前の震度4以上の地震は

 

4月28日02時24分に

 

十勝地方南部にて発生した

 

M5.6震度4です。

 

 

今年に入ってから

 

震度6弱が2回

震度5弱が1回

震度4が12回

 

発生しています。

 

 

気象庁に記録された

 

「平成」の最後の地震は

 

4月30日16時01分

 

熊本県熊本地方M2.5震度1

 

 

「令和」の最初の地震は

 

5月1日00時43分

 

茨城県沖M4.1震度2

 

です。


耐震等級の仕組みについて


熊本地震の影響を受けて

 

大手ハウスメーカーのTVCMでは

 

「耐震等級3相当」

 

という言葉が目立つようになりました。

 

 

 

耐震等級という耳慣れない言葉が

 

急浮上していますが、

 

これは平成12年4月1日に施行された

 

住宅の品質確保の促進等に関する法律

(「品確法」)

 

により

 

「住宅性能表示制度」が設けられました。

 

 

 

この住宅性能表示制度の中に

 

地震などに対する強さ(構造の安定)

 

として耐震等級があります。

 

 

住宅の所有者にとっては、

 

どんなに大きな力の影響を受けても

 

傷一つない建物というのが

 

理想でしょう。

 

 

しかし、大震災に対して全く傷を受けない

 

建物を作ろうとすると、

 

現在の技術では非常に難しく、

 

仮にできたとしても

 

莫大な費用を要するものとなるため、

 

実現性がありません。

 

 

そこで、この基準では、

 

最低等級である等級1(建築基準法レベル)

 

として

 

損傷防止

 

数十年に1回は起こりうる

 

(すなわち、一般的な耐用年数の住宅では

 

1度は遭遇する可能性が高い)大きさの力

 

に対しては、大規模な工事が伴う修復を

 

要するほどの著しい損傷が生じないこと

 

 

倒壊等防止

 

数百年に1回は起こりうる(すなわち、

 

 

一般的な耐用年数の住宅では遭遇する

 

可能性は低い)大きさの力に対しては、

 

損傷を受けても、人命が損なわれるような

 

壊れ方をしないこと

 

 

として目標が設定されています。

 

そして、等級が高くなるにつれて、

 

より大きな力に対して目標が達成

 

されることを表しています。

 

以上の概要は次の図のようになります。


住宅性能評価のすすめ


一般的な戸建住宅の新築では、

 

建築基準法レベルにて建築されています。

 

つまり耐震等級1が主流です。

 

 

大手ハウスメーカー等は、

 

耐震等級3相当が主流になっています。

 

「相当」というのは、

 

先の「住宅性能表示制度」による

 

住宅性能評価を受けていない為です。

 

 

住宅性能評価を受けるには、

 

オプションで費用がかかるため

 

建築主の判断に委ねられます。

 

 

住宅性能評価

 

登録住宅性能評価期間によって行う

 

業務であり、

 

安心度が高くなるなるので

 

おすすめします。

 

 

既存住宅についても

 

住宅性能評価が可能です。

 

リフォームの際に活用すると

 

第三者による検査が行われ

 

業者任せで不安に感じられる方には

 

特におすすめします。

 

 

※本文中の性能表示制度等については、

(一社)住宅性能評価・表示協会

資料より引用しています。

 

 

仙台市内で活動する

仙台不動産情報ライブラリー

(運営:株式会社スイコー)の

澤口(さわぐち)でした。

 

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