こんにちは！　仙台市の不動産エージェント

仙台不動産情報ライブラリー

を運営しています

スイコーの澤口です。

本日は

仙台の戸建住宅リビング14畳サイズにはエアコンを何畳用で選ぶのが妥当なの？

というタイトルで

情報配信をしたいと思います。

仙台の夏を乗り切るためにエアコンを

前回は、仙台の平成30年間における

最高気温推移

夏日・真夏日・猛暑日の日数推移

熱帯夜の日数推移

について記事を配信しました。

仙台の暑い夏を健康的に過ごしていく

にはエアコンが必要になっています。

仙台の住宅に適したエアコンは何か

エアコンの性能は、大幅に向上して

省エネになりました。

しかし、冷房能力は基本的に変わっていない

ことをあまり知られていません。

家電量販店のエアコン売り場に行くと分かり

ますが、冷房能力を畳数で表示しています。

それは8畳用、10畳用、12畳用のような

表示です。

これは、数十年前から変わらないのです。

このため住宅の性能が変化し続けているの

に、どのような家に居住していても

消費者はリビングの広さや寝室の広さを

何畳という概念で商品を

選択する傾向にあります。

例えば

日常の買い物程度の使途目的で乗用車を購入

する時に、軽自動車（排気量660cc）で

十分なのに3000ccの高級車が適性だと思っ

て購入したような感じです。

ちなみに製造メーカーは、

「おもに○○畳用」

とか

「○○畳程度」

のようにアバウトな表示をしています。

仙台でエアコンを選ぶには

現代の生活では、エアコンの他にも電気製品

の利用が増えており、家庭用消費電力の削減

が日本の課題になっています。

省エネに関する法律では、

日本全国を気候条件等により

1地域から8地域に区分しています。

仙台市の省エネ地域区分は4地域です。

本格的な自由設計の新築の場合には、

気候条件を鑑みて

冷房設備計画を検討します。

建物外皮の断熱性能

世帯構成および在宅時間

熱交換型換気の採用の有無

居室間欠運転なのか全館連続運転なのか

冷房設備方式の選定

自然風利用や補助冷房の有無の検討

省エネルギー手法の検討

その他

国の機関によるガイドラインなど

を用いて検討を進めていきます。

このようなプロセスにて冷房設備機器を

決めていくのです。

通販でもエアコンを購入できる

北海道でも沖縄でも、

日本一暑いと言われる場所も

仙台も

宮城県の県北も

県内で温暖な亘理町や山元町でも、

エアコンを何畳用で選択するように

売られています。

目安としても

これではいくら何でもおかしいと

思いませんか。

家の性能を確かめて

エアコン機器を薦めてくる

家電店さんなら、

かなり詳しい業者さんだと思います。

既築の場合には、

詳しい業者さんに相談されることを

おすすめします。

新築の場合には、

費用がかかりますが

設計プランニング段階で建築士さんに

冷房設備計画も立ててもらう方が

長期的視点でコスト低減にも繋がる

ものと思います。

仙台市内で活動する

仙台不動産情報ライブラリー

（運営：株式会社スイコー）の

澤口（さわぐち）でした。

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