こんにちは! 仙台市の不動産エージェント
仙台不動産情報ライブラリー
を運営しています
スイコーの澤口です。
本日は、前々回の記事
「健康で快適な暮らしを実現する8項目」column155
の5項目目「主要動線上のバリアフリー」について
防ぐ!転倒事故を契機とする心身の衰え
というタイトルで
情報配信をしたいと思います。
つまづいて転倒する事故が増える
ある日突然に足の上がりが悪くなり
小さな段差につまづくようになるのか
それとも徐々に足の上がりが低くなっていき
引っかかるようになるのか
外だけではなく
家の中でも小さな段差につまづく
転倒事故が多発しています。
次の図は
65歳上の家庭内事故のきっかけです。
(国民生活センター:「医療機関ネットワーク事業からみた家庭内事故」より引用)
転落に続き転倒が多くなっています。
そして次の図は
65歳以上の家庭内事故発生場所です。
(国民生活センター:「医療機関ネットワーク事業からみた家庭内事故」より引用)
居室が最も多く、続いて階段、
台所・食堂となっています。
居室や台所・食堂にて
ちょっとした段差につまづいての
転倒が多いことが分かります。
事故を契機に、日常生活動作に支障が生じる
と、行動範囲が狭くなります。外出も減少し
てしまい、さらなる心身の衰えにつながる悪
循環スパイラルになりかねません。
事故を未然に防ぐ主要動線上のバリアフリー
国土交通省がまとめた
「高齢期の健康で快適な暮らしのための住まいの改修ガイドライン」
によると高齢期の生活においては、
次の図のように主要動線上のバリアフ
リーを推奨しています。
(国土交通省公表資料より引用)
手すりなどは、身体の状況によって使いやす
い位置が変わります。
業者任せで標準位置に取り付けたものの
使いにくく、逆に危ないというケースも
あります。
打合せをしっかりと行い、取り付け位置を
慎重に決められることをおすすめします。
例えば、壁に手垢が付いている部分などは、
無意識にいつも身体を支えるために手をつい
ている箇所です。
その付近に手すりや手がかりを取り付けると
便利になるかもしれません。
仙台市内で活動する
仙台不動産情報ライブラリー
(運営:株式会社スイコー)の
澤口(さわぐち)でした。
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