こんにちは! 仙台市の不動産エージェント
仙台不動産情報ライブラリー
を運営しています
スイコーの澤口です。
本日は
仙台市内の資産価値がない中古住宅物件からお宝物件を発掘
というタイトルで
情報配信をしたいと思います。
仙台の中古住宅購入前に耐震性能を考える
最近の新築住宅では耐震等級3クラスで建
築されている住宅を広告等も含めてよく目
にするようになりました。
住宅の造り手そして購入する消費者の耐震
性能への関心度が高くなっていることを表
しているものと考えます。
では、中古住宅を購入する場合に耐震性能
をどのように捉えていけばよいのかを考え
てみた時に、国土交通大臣登録住宅リフ
ォーム事業者団体の日本木造住宅耐震補強
事業者協同組合が作成していた統計が指標
として参考にできそうです。
築浅になるほど耐震性が向上
(日本木造住宅耐震補強事業者協同組合公表資料より引用)
上図は、1950年(昭和25年)~2000年
(平成12年)5月までに着工した木造在来
工法2階建て以下の住宅について木耐協で
実施した耐震診断結果によるものです。
耐震診断は、(一社)日本建築防災協会の
一般診断に基づいて行っています。診断結
果は評点により4段階に分けられます。
①倒壊しない
②一応倒壊しない
③倒壊する可能性がある
④倒壊する可能性が高い
耐震診断結果の評点が1.0を超えると4段階
判定の「②一応倒壊しない」になります。
図では2000年のみが該当しており、緑から
赤までの色分けで危険性を表現しています。
仙台市内の中古住宅物件の中からお宝物件を発掘する
図にもあるように「81-00住宅」と呼ばれ
る新耐震基準にて建築された住宅でも評
点が1.0を下回っている場合があります。
建物の資産価値がゼロになっていることが
多い旧耐震基準の住宅の平均評点は更に低
くなっていますが、耐震補強により評点を
1.0に性能向上させることが可能な物件が
あるのです。
購入候補として選んだ物件をこの年表化さ
れた図を参考にしておおよその耐震性の程
度と考えていただき、リフォーム費用に耐
震改修費用も加えて検討されるのはいかが
でしょうか。
仙台市内で活動する
仙台不動産情報ライブラリー
(運営:株式会社スイコー)の
澤口(さわぐち)でした。
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