仙台市内のマンションで地震への危険性の高低を見極める方法 仙台不動産情報ライブラリーcolumn138

こんにちは! 仙台市の不動産エージェント

仙台不動産情報ライブラリー

を運営しています

スイコーの澤口です。

 

本日は

仙台市内のマンションで地震への危険性の高低を見極める方法

 

というタイトルで

情報配信をしたいと思います。


木造よりも鉄筋コンクリート造が安全という思い込みは危険


「木造は地震に弱いからコンクリートで造ら

れたマンションの方が安心」

 

と思われる方がいらっしゃるかもしれませ

 

ん。

 

 

確かに近年の改正された建築基準法によって

 

造られた鉄筋コンクリート造(RC造)や鉄

 

骨鉄筋コンクリート造(SRC造)などは、

 

一般的な木造よりも安全性が高く造られてい

 

ます。

 

 

しかし、昭和56年(1981年)5月31日以前は

 

旧耐震基準による建築なので鉄筋コンクリー

 

ト造であっても大地震時には倒壊の危険性が

 

あります。

 

 

阪神淡路大震災の時に、復旧支援作業従事に

 

て神戸へ行った際に、被害を受けているマン

 

ションを目の当たりにしました。

 

 

東日本大震災でも仙台市内のマンションが

 

被害を受けていました。


仙台市でも見かける危険な建物


仙台市では不特定多数の人が利用する大規模

 

建築物について耐震性能の確認が実施されて

 

おり、要緊急安全確認大規模建築物は耐震診

 

断結果一覧表をHPにて公表しています。

 

 

その一覧を見ると、その建物にはあまり入り

 

たくないなぁと思わされる結果が表示されて

 

います。

 

 

役所や街中のビルなどで窓がある場所にバッ

 

テンの様な鉄骨を見かけることがあるかと思

 

います。あれは耐震診断の結果、補強が必要

 

と判断されて施された耐震補強なのです。

 

 

それらは、旧耐震基準の建物であるというこ

 

とになります。

 

 

補足すると、耐震診断においては、構造耐力

 

上主要な部分について、

 

「震度6強から7に達する程度の大規模の地震」

 

に対する安全性について、3段階で評価され

 

ています。

 

1:地震の震動及び衝撃に対して倒壊し、

又は崩壊する危険性が高い。

 

2:地震の震動及び衝撃に対して倒壊し、

又は崩壊する危険性がある。

 

3:地震の震動及び衝撃に対して倒壊し、

又は崩壊する危険性が低い。

 

旧耐震基準の建築物に対する耐震診断におい

 

ては、よい評価であったとしても

 

「危険性が低い」

 

ということなのです。


仙台市内の中古マンションを購入する前に


中古マンションを検討する場合には、昭和

 

56年(1981年)5月31日までに建築確認申請

 

(旧耐震基準)をしたマンションなのか、

 

それとも昭和56年6月1日以降に建築確認申請

 

(新耐震基準)をしたマンションなのかを確

 

認して下さい。

 

 

また、例えば昭和58年に完成(竣工)したか

 

ら、新耐震基準だろうという決めつけをして

 

はいけません。

 

 

マンション建築は、工期が長いため昭和56年

 

6月以前に着工しており、完成が昭和58年と

 

か59年ということもあり得るからです。

 

 

旧耐震基準なのか新耐震基準なのかを不動産

 

仲介業者に確認して下さい。

 

 

仙台市内で活動する

仙台不動産情報ライブラリー

(運営:株式会社スイコー)の

澤口(さわぐち)でした。

 

何かご不明な点等は

お気軽にご連絡ください。

Tel:022-374-0011

 

 

 

 

※不動産事業者間の情報が毎日届くAI情報ツールは

下記よりご利用下さい。

https://self-in.com/sendai-izumi01/robo

簡単な説明はこちら

 

※買ってはいけない物件が分かるAI情報ツールは

下記よりご利用下さい。

https://self-in.com/sendai-izumi01/

簡単な説明はこちら