こんにちは! 仙台市の不動産エージェント
仙台不動産情報ライブラリー
を運営しています
スイコーの澤口です。
本日は
いつ建てたのかで把握する木造住宅の耐震基準
というタイトルで
情報配信をしたいと思います。
宮城県仙台市で家を購入するときに必須の耐震性能
これまで、宮城県では大きな地震に何度とな
く見舞われています。
これからも大地震が発生する可能性があるも
のの、住宅によって耐震性能が違うことを消
費者にはあまり知られていないようです。
国土交通大臣登録住宅リフォーム事業者団体
日本木造住宅耐震補強事業者協同組合
(以下、木耐協と略称で表示します。)
が耐震診断基本データを公表しました。
2006年4月1日~2018年12月31日までの12年
9ヶ月間の耐震診断実績によるものです。
対象住宅は、
・1950年(昭和25年)~2000年5月までに着工された木造在来工法2階建て以下
・木耐協で実施した耐震診断結果を集計
・その内、耐震診断結果の詳細を把握している26,815棟
となっています。
耐震性の評価方法は、
・(一社)日本建築防災協会の一般診断法に基づいて行った耐震診断
・診断結果(評点)により4段階で集計(①及び②が現行の耐震性を満たしている住宅)
・①倒壊しない②一応倒壊しない③倒壊する可能性がある④倒壊する可能性が高い
となっています。
9割超の住宅が現行の耐震性を満たしていない
耐震診断結果【基本データ】は図のように
なっており、9割超の住宅が現行の耐震性
を満たしていない結果になっています。
耐震補強工事の平均施工金額は
165万6,344円
耐震補強工事の施工金額中央値は
140万0,000円
平均築年数37.08年
旧耐震基準住宅の耐震診断結果
1950年~1980年以前築の旧耐震基準住宅
の耐震診断結果では、ほとんどが耐震性
を満たしていません。
耐震補強工事の平均施工金額は
187万8,383円
耐震補強工事の施工金額中央値は
160万0,000円
平均築年数45.67年
『81-00住宅』そして『81-00問題』
2016年4月に発生した熊本地震では、
1981年以前に建築された「旧耐震基準」
の住宅だけでなく「新耐震基準」のうち
接合部等の規定が明確化される以前の
『81-00住宅』にも倒壊等の被害が見ら
れました。
そこで『81-00問題』と言われるように
なっているのです。
『81-00住宅』新耐震基準住宅の耐震診断結果
1981年~2000年の新耐震基準住宅の耐震
診断結果では、85.64%が現行の耐震性を
満たしていません。
耐震補強工事の平均施工金額は
149万7,927円
耐震補強工事の施工金額中央値は
125万0,000円
平均築年28.86年
仙台の家も建築年によって耐震基準がわかる
補足として、新耐震基準は1980年6月か
ら、現行の耐震基準は2000年6月から施
行されています。
本調査データに関しては、診断依頼者か
ら詳細な建築時期を確認することが困難
なケースもあるため、1981年以前のよう
に区分しています。
法令施行による実際の建築は1981年なら
びに2000年の5月31日と6月1日を境に耐
震基準が違ってきます。
ご自宅の耐震基準が旧耐震基準なのか、
新耐震基準なのか、現行の耐震基準なの
かについては、建築時期によっておおよ
そ分かるかと思います。
また、これから木造の中古住宅を購入さ
れる方も、同様に耐震基準についてお分
かりいただけるものと思います。
そして、何よりもその家の耐震性能につ
いては、どのように建築しているのかで
まったく違っているので、
木耐協(TEL:0120-249-761)や耐震診断
の出来る建築士事務所等にご相談してく
ださい。
当社も相談を承ります。また、相談の前
に住宅の性能に関して学べるセミナーも
用意してあります。
仙台市内で活動する
仙台不動産情報ライブラリー
(運営:株式会社スイコー)の
澤口(さわぐち)でした。
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