
こんにちは! 仙台市の不動産エージェント
仙台不動産情報ライブラリー
を運営しています
スイコーの澤口です。
今回のテーマは
マンション価格のピークアウトはいつ?子育て家族が後悔しない選択を
です。
仙台市でマンション購入を検討されている子育て世帯の皆様へ、現在の市場動向や今後の見通し、そして購入時の注意点についてご案内いたします。
仙台市のマンション価格動向
近年、仙台市の新築マンション価格は上昇傾向にあります。2023年の仙台市で販売された分譲新築マンションの平均価格が4,670万円でした。特に青葉区などの中心地では、価格がさらに高くなる傾向があります。
一方で、中古マンション市場でも価格上昇が続いており、人気物件は分譲時より500万~1,000万円高い価格で取引されるケースも見られます。
住宅ローン金利の上昇とその影響
2024年3月、日銀がマイナス金利政策の解除を決定したことにより、今後の金利上昇が予測されています。 金利が上昇すると、住宅ローンの返済額が増加し、購入者の負担が大きくなる可能性があります。例えば、金利が1.0%から2.0%に上昇した場合、月々の返済額が大幅に増える可能性があります。
マンション価格の今後の見通し
マンション価格のピークアウトに関しては、専門家の間でも意見が分かれています。建築コストの高止まりや利回りの関係で大幅な値崩れは起きにくいとされる一方、金利上昇や経済状況の変化により価格が下落する可能性も指摘されています。
また、2024年7月には首都圏の新築マンションの売出価格が前年同月比21.1%減少したとの報告もあり、価格の調整局面に入っている可能性があります。
子育て世帯がマンション購入時に注意すべきポイント
資金計画の見直し:金利上昇に備え、無理のない返済計画を立てることが重要です。将来的な金利上昇を想定したシミュレーションを行い、余裕を持った資金計画を立てたい所ですが、現状の価格高騰によりかなり厳しくなっている傾向です。
物件の資産価値:将来的な資産価値を考慮し、立地条件や周辺環境、交通利便性などを重視した物件選びが重要です。特に駅近や再開発エリアなど、資産価値が下がりにくいとされるエリアの物件を検討すると良いでしょう。
子育て環境の確認:周辺の保育施設や学校、公園など、子育て環境が整っているかを確認しましょう。また、地域のコミュニティや治安状況も重要なポイントです。仙台市内の治安感は一律ではありません。最近はSNSなどに治安状況の書き込みが増えており投稿を参考して実際に見に行くことで確認することも大切でしょう。
専門家への相談:不動産の専門家やファイナンシャルプランナーに相談し、最新の市場動向や適切なローン選択についてアドバイスを受けることをおすすめします。
まとめ
仙台市内でマンション購入を検討している子育て世帯の皆様は、現在の市場動向や金利上昇の影響を十分に考慮し、慎重な判断が求められます。資金計画や物件選び、子育て環境の確認など、多角的な視点で検討を進めることが大切です。不安や疑問がある場合は、専門家への相談を通じて適切な情報を収集し、安心してマイホームを手に入れましょう。
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