こんにちは! 仙台市の不動産エージェント
仙台不動産情報ライブラリー
を運営しています
スイコーの澤口です。
本日は
家族を守る『安心』を、仙台の中古住宅で手に入れるために
というタイトルで
情報配信をしたいと思います。
なぜ中古住宅の耐震性を気にする必要があるのか
仙台市は東北地方の中心都市として多く
の人が暮らし、子育て世代にとっても住
みやすい街として人気があります。
宮城県は、比較的地震が多いエリアで
あるため、住宅を購入する際は地震対
策・耐震性能の確認がかなり大切です。
この記事では、子育て中のご家族が仙台
市内で中古住宅を検討するにあたって、
「地震対策に注目した中古住宅を購入す
るための方法」をご紹介します。
法律上の制限がないため「自己責任」になりやすい
新築住宅は建築した事業者による10年間
の瑕疵担保責任が法律で義務付けられ
ていますが、中古住宅には同様の制限が
ありません。
重要事項説明書には耐震診断書の有無を
チェックする欄があるだけで、取引に際
して耐震診断や耐震改修工事が義務付け
られてはいないのです。
結果として、中古住宅の耐震性を調べた
り、確保するのは購入主側の「自己責
任」になってしまいます。
建築基準法は「最低基準」である
建築基準法は住宅を建築する法令の最低
限の基準です。
その建築基準法は、大きな地震が発生す
るたびに改正されており、建築当時の建
築の基準が最新基準より甘い場合もあり
ます。
中古住宅を購入する際には「いつの建築
基準法に従って建てられたか」が大切な
チェックポイントとなるのです。
備えておきたい「旧地震」「新地震」の違い
建築基準法に基づく大きな改正が行われた
1981年6月を境に、
1981年5月以前に建築された住宅を「旧地震」
1981年6月以降に建築された住宅を「新耐震」
と呼びます。
旧耐震基準の住宅は、新耐震より耐震性
能が劣る可能性が高く、耐震補強工事が
必要とされることが多いです。
さらに、2000年6月にも耐震基準の改正
がありました。
2000年5月前の建物は「新耐震」基準を
満たしていても、さらに改修が推奨され
るケースがあります。
中古住宅を検討する際は、
必ず「建築年月」を確認して、
1981年(昭和56年)6月より前か後か
2000年(平成12年)6月より前か後を
目安に耐震性能をチェックしましょう。
子育て世代が仙台市の中古住宅を選ぶ際のポイント
築年数だけでなく「耐震診断」や「改修工事」の担当者を確認
不動産広告には築年数が記載されていま
すが、現時点では耐震性を十分に判断で
きません。
- 耐震診断の有無
- 耐震補強工事やリフォームを実施しているか
これらを不動産仲介会社や販売主に確認
することが大切です。
建築士やみやぎ木造耐震診断士に相談して安心を得る
中古住宅の場合、購入者が自ら専門家に
依頼して耐震診断や検査を受けることも
可能です。
特に仙台市内には地震対策に詳しい建築
士や耐震診断の専門家が多くいます。
費用と手間はかかりますが、
**「専門家が太鼓判を押した物件」**
であれば安心感が大きく変わります。
リノベーションを見越した「物件選び」もアリ
「建物自体は大事だけど耐震性能が…」
というちょっと不安が残る物件の場合、
耐震補強を含むリノベーションを前提と
して、中古住宅を購入する方法もありま
す。
仙台市内では子育て世代が使いやすいよ
うにリノベーションを進める工務店やリ
フォーム会社が増えており、耐震補強+
間取り変更+断熱性能向上などを一括で
対応してくれるケースもあります。
安心して住める中古住宅を探すために活用できる制度
国や自治体の補助・ローン金利制度
国が用意している中古住宅向けの支援
策として、住宅ローン減税や補助金制
度などがあります。
**多くの場合「建築士による検査」や
「耐震性の基準をクリアすること」**
これらを利用すれば、自然と耐震性を
無視できない状況になるので安心材料
となります。
また、市民に対しては耐震改修工事への
助成金制度があることもあります。仙台
市のホームページや区役所窓口などで、
一度確認してみましょう。
仲介会社の得意分野をチェック
不動産仲介会社によっては、積極的に中
古住宅の耐震診断やリノベーション事例
を扱っているところもあります。
地震や診断リフォームに詳しい担当者が
いるか
実績が豊富かどうか
を確認することで、より安心して家探し
を進めることができます。
まとめ:地震対策を怠らず、「家族を守る」住まい選びを
子育て期の家族にとって、家は「安全・
安心」であることが何より大切です。
特に地震の多い仙台エリアでは、中古住
宅の耐震性能の見極めが重要なポイント
です。
- 建築年月や耐震基準の改正時期をしっかりチェック
- 専門家(建築士・耐震診断士)の力を借りる
- 国や自治体の補助・ローン金利制度を活用する
- 耐震リノベーションも視野に入れる
上記のポイントを押さえて、ぜひ長く安
心して暮らせる住まいを手に入れてくだ
さい。
中古を買ってリノベという
新しい住生活スタイル
仙台市内で活動する
仙台不動産情報ライブラリー
(運営:株式会社スイコー)の
澤口(さわぐち)でした。
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お気軽にご連絡ください。
Tel:022-374-0011