こんにちは! 仙台市の不動産エージェント
仙台不動産情報ライブラリー
を運営しています
スイコーの澤口です。
本日は
中古マンション購入前に必ず確認必要な配管状況
というタイトルで
情報配信をしたいと思います。
○仙台市内のマンションでの漏水事故ケース
中古マンションを購入し、居住して数年後に
階下に漏水被害を及ぼしてしまうケースがあ
ります。
階下の人が不在だったため気づくのが
遅れて、更にその下の階まで被害が拡大した
ケースもあります。
その時には、最終的に解決するまで約1年も
かかりました。
マンションではエレベーター等で顔を合わせ
ることもあって、お客様は解決後も気まずい
思いをされているとのことでした。
○マンションで漏水事故が発生する理由
マンションの水廻りには給水・給湯・排水配
管があります。排水配管はトイレの汚水排水
配管とキッチンやお風呂等の生活雑排水配管
に分けられているケースもあります。
配管は老朽化してしまうため、交換時期が必
ず到来します。共有部分については長期修繕
計画によって改修されていたりしますが、
専有部分については所有者に委ねられること
になります。
専有部分の配管については、
次のように大きく分けられます。
○スラブ下の配管
古いマンションに多いのが構造部分となるス
ラブの下で配管をしているケースです。
中古マンションを購入してフルリノベーショ
ンをしても、配管が階下にあるためそのまま
になってしまいます。
階下の所有者・入居者の同意と協力を得て配
管の更新をすることが出来れば、またしばら
くの期間は安心して使用することができます
が、現実的に難しい状況です。
○スラブ上の配管
最近のマンションの多くはスラブ上で配管を
しています。スケルトン(構造部分)・イン
フィル(内装・設備等)がきちんと分離され
ているため、リノベーション工事で水廻りの
配置を大きく移動させることが可能な場合も
あります。
修理の際には自己所有部分の範囲内にて
完了することが多いので
費用負担を抑えられます。
○中古マンションの配管がどうなっているのか
専有部分であっても管理規約にてリフォーム
等の制限を設けているケースがあります。
制限をかけてある場合の修理等は、
どのような手続きにて
行われているのかなど、
これまでの事例も含めて
教えてもらうことで見えて
くることがあると思います。
仙台市内で活動する
仙台不動産情報ライブラリー
(運営:株式会社スイコー)の
澤口(さわぐち)でした。
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