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すまいのあったかさ、涼しさ、過ごしよさ 仙台不動産情報ライブラリーcolumn56

こんにちは! 仙台市の不動産エージェント

仙台不動産情報ライブラリーを運営していますスイコーの澤口です。

 

本日は

すまいのあったかさ、涼しさ、過ごしよさ

 

というタイトルで情報配信をしたいと思います。

 

 

○住宅の省エネ性を理解する必要性


新築住宅で急速に普及し始めた省エネ性能の高度化。省エネと聞くと光熱費が安くなるというイメージになりますよね。確かに省エネ性能は光熱費に直結する要素です。しかし、それ以上に日常の生活のしやすさに著しい影響を及ぼすものなのです。

夏は暑く、冬は寒いものですが省エネ性能の高い家は暖冷房にあまり依存せずに温度ムラのない室内を実現します。特に近年の夏は気温40度を越えることもあり冷房負荷が低いことは過ごしやすさに直結します。

○ハウスメーカーの住まいとそのレベル


大手ハウスメーカーやパワービルダーの商品がZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス:呼称ゼッチ)レベルが多くなりました。ZEHとは省エネ性能において上位レベル基準です。図のように建物の外皮となる屋根外壁等が高断熱であり、高性能設備でエネルギーを上手に使い、消費する分を創エネ設備によって補いエネルギー消費量のトータルがゼロになる住宅というイメージです。

(引用:経済産業省 資源エネルギー庁資料より)

次の図は省エネに関するレベル比較をイメージしたものです。住宅性能表示制度によって省エネ性能が等級5まで区分されていますがZEHの急激な普及もありBELS(ベルス)という新たな表示制度が打ち出されました。

 

そして更にこれまでの省エネ基準を大きく上回るレベルのHEAT20(G1・G2)も登場し、日本の住宅の省エネレベルが西欧レベルに近づいて来ました。HEAT20は西欧の建物のように建物そのものの断熱性能を高めて日本の住まい造りの方向性を指し示しています。熱的シェルターとしての住宅の高度化と居住者の健康維持と快適性向上の先端技術が加速度的に進化し始めています。  

(図は「TOTO・DAIKEN・YKKap社 住宅取得・リフォーム支援制度ガイドブック」より引用)

2020年から住宅において省エネ基準が義務化されます。図より義務化のレベルがそんなに高くないとイメージできるかと思います。おすすめなのは創エネに頼るZEHよりもHEAT20の方です。

 

 

仙台市内で活動する仙台不動産情報ライブラリー

(運営:株式会社スイコー)の澤口(さわぐち)でした。

 

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