こんにちは! 仙台市の不動産エージェント
仙台不動産情報ライブラリーを運営していますスイコーの澤口です。
本日は
住み替え前提の住まいづくり
というタイトルで情報配信をしたいと思います。
○住宅すごろくによる現状
かつて高度経済成長期には「住宅すごろく」と呼ばれたあがりとしての住宅取得がありました。結婚して1DKのアパートから2DKのアパートへ、子育てになり部屋数の多い賃貸住宅もしくは賃貸マンションへ、子供が小学校へ進むタイミングで持ち家へ、それがあがり。
その後、子供達が成人し巣立って行くと4LDKの戸建住宅に夫婦2人生活になります。2階の2部屋はそのまま放置状態。このような状態は決して少なくありません。
○住まいのミスマッチの増加
都市部への人口集中や空き家の増加など様々な要因によってライフステージと住居のミスマッチが増えています。欧米では独身時代はワンルームもしくは家族との同居、結婚してマンション、子供が生まれて戸建へ、子供が独立するとマンションやリゾート地へというライフステージよる住み替えが一般化されています。欧米の場合には建物評価が伴っていることがベースにあり住み替えを実現し易くなっています。しかし、日本はなかなかそのようにいかない事情があります。
○新住宅すごろくの時代へ
図は国土交通省の資料より抜粋したものです。土地建物を取得してからの資産価値の推移イメージとなります。上段が現状となります。30代で土地建物を取得、50代以降となる20年後に建物の価値はゼロとなり、後期高齢者となった時にサービス付高齢者住宅への入居を希望。土地代しか担保になりません。取り崩せる預貯金がなければ、住み替え資金が不足します。
下段は建物評価の改善後をイメージしています。上段と同じように30代で土地建物(建物部分を住宅A)を取得。建物の資産価値の目減りが少ないため築20年の50代以降、家族構成の変化等を鑑みて建物(住宅A)を売却して住み替えます。土地についてはイメージし易くするため、その時点での同価値としています。
後期高齢者となった時に建物(住宅B)と土地を売却するか担保としてリバースモーゲージを利用してサービス付高齢者住宅へ入居すると共に生活資金の確保が出来ているというシナリオです。ライフステージの変化に伴いこのような住み替えを可能とするライフプランが進みつつあります。
仙台市内で活動する仙台不動産情報ライブラリー
(運営:株式会社スイコー)の澤口(さわぐち)でした。
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