こんにちは! 仙台市の不動産エージェント
仙台不動産情報ライブラリーを運営していますスイコーの澤口です。
本日は
長期優良住宅化リフォームについて
というタイトルで情報配信をしたいと思います。
○仙台の住宅事業者も取り組む、国が力を入れている既存住宅につぎ込む予算
仙台市は、全国各地の中でも活用実績が多いのが「長期優良住宅化リフォーム推進事業制度」です。この事業は、平成30年度予算が42億円、前年度予算の41億円から1億円アップ。毎年少しずつ予算額が増えています。その多くが補助金として事業主に交付されますが、住宅所有者を共同事業者とするよう求められている特殊な補助金事業制度です。
住宅所有者を共同事業者とすることで、補助金を交付された事業主から住宅所有者へ還元することを求められています。つまり、事業者がこの制度を積極的に利用してリフォームを行えば、住宅所有者が得をするという仕組みなのです。
○スクラップビルドの住宅は時代遅れ、人生100年時代の住まい
長期優良住宅とは、長期にわたり良好な状態で使用するための措置がその構造及び設備に講じられた優良な住宅と国が定義しています。
新築においては、
- 住宅の構造および設備について長期にわたり良好な状態で使用するための措置が講じられていること。
- 住宅の面積が良好な居住水準を確保するために必要な規模を有すること。
- 地域の居住環境の維持・向上に配慮されたものであること。
- 維持保全計画が適切なものであること。
と定義されており、最低レベルの建築基準法で新築するより性能の高い新築の基準が設けられています。
その新築の基準をベースに既存住宅用に基準が設けられたのが「長期優良住宅化リフォーム推進事業」です。事業目的は、良質な住宅ストックの形成や、若者による既存住宅の取得環境の改善、子育をてしやすい環境の整備等を図るため、既存住宅の長寿命化や省エネ化、三世代同居など複数世帯の同居の実現等に資するリフォームに対する支援となっています。
この制度を活用する住宅事業者が多くなり、リフォーム業界が大きく変化し始めています。
ちなみに、この制度は悪徳リフォーム業者が活用することは、なかなか難しいので、業者選びの時に「長期優良住宅化リフォーム推進事業の実績ありますか?」と実績状況の情報開示をしてもらうのもよいかもしれません。
仙台市内で活動する仙台不動産情報ライブラリー
(運営:株式会社スイコー)の澤口(さわぐち)でした。
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